ホンダの新型NSXに搭載されているパワーユニットが、イギリスのUKPIメディア&イベンツ社の主催する『インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2017』で『ベスト・ニューエンジン』部門のウイナーに輝いた。
今年で19回目の実施となるインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーは、その年に販売されたクルマのエンジンを8カテゴリーに分け、もっともパフォーマンスが高いもの、もっともエコなものなどをパネリストらが選出するもの。
エンジンはパフォーマンスやノイズ、ドライバビリティ、燃費性能など、さまざまな角度から評価される。
ベスト・ニューエンジン部門は、2016年6月から2017年6月に販売されたクルマに搭載されたエンジンが選考対象。NSXの3.5リッターV6エンジンとモーターを組み合わせたパワーユニットのほか、メルセデスベンツEクラスの2リッターディーゼルエンジン、アストンマーチンDB11の5.2リッターV12ツインターボエンジンなどが選考対象となった。
このなかでNSXのパワーユニットはライバルより27ポイント多い、143ポイントの支持を獲得。ベスト・ニューエンジン部門を受賞した。
受賞に際し、ホンダR&Dヨーロッパは「受賞を誇らしく思います」とのコメントを発表している。
「NSXはホンダの新たなスポーツカー体験を提供するという意思と情熱を象徴する1台です」
「私たちは、このNSXが高い評価を受けていることを誇らしく思っていますし、その結果として『ベスト・ニューエンジン』に選出されたのだと思います」