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欅坂46 鈴本美愉、先生との“禁断の愛”再び 演技でもメンバー支える存在に?

2017年06月21日 13:13  リアルサウンド

リアルサウンド

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 欅坂46の1stアルバム発売決定の発表が『欅坂46 緊急SHOWROOM生配信!』で行われた際、キャプテンの菅井友香が「本気出してきちゃってますよ」と印象深いコメントをしていた。あわせるように、欅坂46主演ドラマ『残酷な観客達』(日本テレビ)も第6話はいよいよ本気を出してきた。


参考:欅坂46 平手友梨奈、“食への執着心”で長濱と守屋を圧倒 『残酷な観客達』の“ご飯キャラ”に迫る


 第6話でフィーチャーされたのが、出席番号12番・須原美空役の鈴本美愉だ。体育館に移動した生徒たちは、血まみれの姿で透明な箱に閉じ込められた担任・畑田公介(原田龍二)を発見。助けるためには、観客から30万「いいね!」を獲得しなければならないが、畑田を嫌う生徒たちは救出するべきか迷う。しかし、畑田に恋をしている須原による必死の説得が生徒たちの心を動かし、全員で大縄跳びに挑戦することに。そんな中、14番・永嶺みこ(長濱ねる)だけは畑田に疑いの目を向けるのだったーー。


 鈴本は、昨年欅坂46が初主演したドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』(テレビ東京)でも、担任である徳山の偽装愛人を嫌々やらされている役だった。今回も先生との禁断の愛を演じるキャラ……グループ内で魔性のイメージでもあるのだろうか?


 “すずもん”の愛称で知られる鈴本。グループ1、2を争うダンスの上手さと、バラエティ番組で引き出されたメンバー1の表情の豊かさで、欅坂46の隠れエースとしてファンを魅了している。欅坂46の統制された激しいダンスは他のグループを圧倒する迫力だが、その中でも一番キレのあるダンスを披露しているのが鈴本だ。小学校の時にヒップホップダンスとジャズダンスを経験しており、メンバーの中でもダンス経験は豊富。齋藤冬優花と共にダンスリーダーとしてグループを引っ張る存在に。


 今週発売のヤングマガジンのインタビューで、「周りのメンバーがどんどん上手くなるので、自分だけ成長していないんじゃないかってリハーサルではよく不安に思ったりもするんです。~(中略)~リハーサルではいつもネガティブの私ですが、本番はまるで自分じゃないみたいに本当に自信満々で踊っています(笑)」と語る鈴本。デビュー曲「サイレントマジョリティー」ではフロントメンバーとして平手の隣でその迫力あるダンスを披露している。平手のダンスに注目が向きがちだが、周りのメンバーもキレキレのダンスを踊っているからこそ、”ダンスがかっこいいグループ”という印象を世間に浸透させることができたと言える。


 女性週刊誌『anan』のインタビューで平手が、「最近は鈴本とパフォーマンスについてよく話すけど、すごくわかってくれていて心強い」と述べたほど、平手を支える存在として厚い信頼を得ている。1stアルバムでも、平手とダンスに定評がある小林由依と共にダンスユニットを結成。欅坂46が高いパフォーマンスをキープできているのは、センターの平手のメンタルとグループのダンス面を支える鈴本の存在が大きいと言っても過言ではない。


 さて、鈴本は『残酷な観客達』の発表時に自身のブログにて、「やると知った時正直とても複雑な気持ちでした。前回のドラマで経験した難しさや過酷さ 去年はその壁にぶち当たりました 本当にいろいろありました。でも前回みんなで乗り越えたからこそ今の私達の結束力があると思ってます。だから今回もたくさんのことがあると思うけど、メンバーで支え合いながら乗り越えます!!」と、ネガティブだが前向きなコメントしている。(参考:鈴本美愉 公式ブログ)


 ダンスと同様に演技でもグループを支え、話の展開によっては持ち前の表情の豊かさもぜひ発揮してもらいたい。(本 手)