第41回アヌシー国際アニメーション映画祭は現地時間6月12日より開幕。『この世界の片隅に』は長編部門の第1作目として上映された。10時30分からと朝一番の上映会だったが、メイン会場のBonlieu Grande Salleは982名の観客によって埋め尽くされ満員御礼となった。
上映後には記者会見が行われ、片渕監督は「70年あまり前の広島・呉の街並みを再現することに挑みました」とコメント。翌13日に行われたコンファレンスでは、戦前の広島・中島本町について徹底した調査を実施し制作に臨んだことなどが語られた。