WTCC世界ツーリングカー選手権に参戦するRCモータースポーツは、6月23~25日に開催される第5戦ポルトガルに3台目のラーダ・ベスタWTCCを投入。マヌエル・フェルナンデスをドライバーに起用する。
フランスを拠点とするRCモータースポーツは、2016年限りでWTCCから撤退したラーダのマシンを購入し、WTCCに参戦。2017年は2台のベスタWTCCで参戦している。
1台は開幕戦モロッコから、4度のWTCCチャンピオンであるイヴァン・ミューラーの甥、ヤン・アーチャーがドライブ。第2戦イタリアからケビン・グリーソンが加わり、2台体制となった。
RCモータースポーツによれば、3台目のベスタWTCC投入は1戦限り。ポルトガルラウンドで地元出身のフェルナンデスを起用する。
昨年、WTCCのサポートレースとして開催されたヨーロッパ・ツーリングカー選手権のポルトガルラウンドで勝利したフェルナンデスは、41歳で世界選手権デビューを飾ることになる。
「とても興奮しているよ」とフェルナンデス。
「2年前にもWTCCに出るチャンスがあったけど逃してしまった。だから、いつかまた参加するチャンスがきたら、絶対に逃さないと思っていた」
「プレッシャーのない環境で好きなことができるチャンスだ」
「レースの週末だけで準備をしなければならないが、ここは僕の地元でコースもよく知っている。それに結果を追い求める必要もないんだ」