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WTCC:ポルトガルで3台目のラーダ登場へ。地元出身フェルナンデス、41歳で世界戦デビュー

2017年06月19日 14:12  AUTOSPORT web

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ラーダ・ベスタ
WTCC世界ツーリングカー選手権に参戦するRCモータースポーツは、6月23~25日に開催される第5戦ポルトガルに3台目のラーダ・ベスタWTCCを投入。マヌエル・フェルナンデスをドライバーに起用する。

 フランスを拠点とするRCモータースポーツは、2016年限りでWTCCから撤退したラーダのマシンを購入し、WTCCに参戦。2017年は2台のベスタWTCCで参戦している。

 1台は開幕戦モロッコから、4度のWTCCチャンピオンであるイヴァン・ミューラーの甥、ヤン・アーチャーがドライブ。第2戦イタリアからケビン・グリーソンが加わり、2台体制となった。

 RCモータースポーツによれば、3台目のベスタWTCC投入は1戦限り。ポルトガルラウンドで地元出身のフェルナンデスを起用する。

 昨年、WTCCのサポートレースとして開催されたヨーロッパ・ツーリングカー選手権のポルトガルラウンドで勝利したフェルナンデスは、41歳で世界選手権デビューを飾ることになる。

「とても興奮しているよ」とフェルナンデス。

「2年前にもWTCCに出るチャンスがあったけど逃してしまった。だから、いつかまた参加するチャンスがきたら、絶対に逃さないと思っていた」

「プレッシャーのない環境で好きなことができるチャンスだ」

「レースの週末だけで準備をしなければならないが、ここは僕の地元でコースもよく知っている。それに結果を追い求める必要もないんだ」