ヒップホップグループ・KICK THE CAN CREWにとって約14年ぶりとなるオリジナルアルバムが、8月30日にスピードスターレコーズから発売されることがわかった。
ニューアルバムは、2004年1月1日に発売した「GOOD MUSIC」以来、13年8か月ぶり。KICK THE CAN CREWは1997年KREVA、LITTLE、MCUの3MCで結成され、2001年シングル「スーパーオリジナル」でデビューした。これまでにシングル15枚、オリジナルアルバム3枚をリリースしている。
数々のヒット曲を生み出し、2002年には紅白歌合戦にも出場するなど活躍したが、2004年6月に活動休止を発表。その後は個々のソロ活動に専念するも、2014年夏に何の前触れもなく「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」にKICK THE CAN CREWが出演した。ライブ活動はその後も行われるも、新作のアナウンスはこれまでなかったが、2017年に迎えた結成20年という節目をきっかけに14年ぶりの新作レコーディングがスタートした。
今作にはKICK THE CAN CREWを知る人であれば誰もが「キターッ!」と思い、自然に気持ちが上がってくるようなポップな仕上がりかつ、3MCのストレートに響く熱い歌詞のかけあいが印象的な、まさにキックにしかできない実に深みを持ったナンバー「千%」(センパーセント)を含む全10曲を収録する予定だ。
KREVAは「地に足が着いた良い作品が出来ました。売れたい!」とコメント。LITTLEは「It's been a long time !! また遊ぼう!」、MCUも「長いことお待たせしました、、、が!ようやく新しいのが出来ました! 引き続きよろしくおねがいします」とそれぞれコメントを寄せている。
さらにニューアルバムリリース後の9月7日には、日本武道館にて本格始動を告げるスペシャルイベント「復活祭」も開催決定。出演アーティストも今後続々と発表される予定だ。ちなみに、KICK THE CAN CREW主催で武道館公演を実施するのは2002年11月30日に開催された「LIVE at武道CAN」以来、15年10か月ぶりとなる。