8月12日から公開されるアニメーション映画『フェリシーと夢のトウシューズ』の日本語吹き替え版声優にバレエダンサーの熊川哲也がキャスティングされることがわかった。
『最強のふたり』の製作陣が手掛ける初のアニメーション映画となる同作は、19世紀末のフランスを舞台に、施設で暮らしながらバレリーナになることを夢見る少女フェリシーの姿を描く作品。吹き替え版の声優としてフェリシー役の土屋太鳳、フェリシーにバレエを教えるオペラ座の掃除婦オデット役の黒木瞳、フェリシーのライバル・カミーユの母親で、オデットの雇い主ル・オー夫人役の夏木マリがこれまでに発表されている。
声優初挑戦となる熊川が演じるのは、フェリシーの可能性を見い出し、厳しくも見守り続けるパリオペラ座バレエ学校のカリスマ指導者メラントゥ役。今回のオファーについて、熊川は「声優は経験したことがなかったので興味はありましたけれど、僕のすべてであるバレエという題材と、僕自身も沢山の生徒を教えていますので、フェリシーのバレエへのひたむきな情熱や、夢や希望へ向かっていく姿が心に染みました。いちばん驚いたのがダンサーの動き。作品のクオリティの高さは感じましたが、デフォルメをしつつ、非常にしっかりしていながらも可愛らしい動きに驚きました」とコメントしている。