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シェネル、アルバム発売記念イベント開催 『リバース』主題歌「Destiny」などヒット曲熱唱

2017年06月16日 20:23  リアルサウンド

リアルサウンド

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 6月16日、池袋サンシャインシティ噴水広場にて、シェネルがアルバム『Destiny』発売記念イベントを開催した。


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 シェネルは上階までびっしりと埋まった観客に驚きつつも「みんな元気?」と微笑みかけ、ステージに登場。トークセッションで約2年4カ月ぶりに発売したアルバムへの思いを尋ねられたシェネルは「特別なアルバムです。みなさんとまた音楽を共有できることが嬉しい」と語り、笑顔を見せた。さらに同作について、「新要素が詰まった作品。これまでの曲はJ-POPを意識していましたが今回は洋楽に寄って、生の音を多く取り入れました。(歌詞では)私の実体験なども入れています」とコメントした。


 トークの途中には、今好きな食べ物は「魚のカマ焼き」だと言いおどける場面も。アルバム収録曲でドラマ『リバース』(TBS系)の主題歌でもある「Destiny」については、「ワクワクしました。新しい音楽を聴いてもらいたいと思っていた時に主題歌の話が来たので、とても良いタイミングでした」と語った。


 そしてライブでは、ドラマ『ディア・シスター』(フジテレビ系)主題歌でポップな楽曲「Happiness」を歌唱。タイトル通り幸せな雰囲気が漂う楽曲は、シェネルの力強い歌声により歌詞の説得力を増していた。続いて打ち込みを多用した「Love Sick」では伸びやかなボーカルを披露。“愛”を求める切実な歌詞を歌い上げるシェネルの姿に、観客はますます夢中になっていく。さらにシェネルは曲間で「みんな、どう? 楽しい?」と観客に呼びかけ、客席との距離を縮めていった。


 グルーヴの効いたバラード「Fall In Love Again」を“ラブソング・プリンセス”らしく切なげに歌い上げると、一転してシリアスな雰囲気の「Destiny」へ。シェネルの歌唱力の高さが存分に生かされた同曲は、あらゆるテイストを歌いこなす彼女の新たな魅力を引き出しているようだった。


 感謝の気持ちとともに「これからも私の音楽の旅を楽しんでください!」と笑顔で観客に伝え、ステージを去っていったシェネル。王道のJ-POPから洋楽のエッセンスを感じさせるサウンドまで、幅広い楽曲を歌いこなす彼女のパワフルな歌声に魅了されたイベントとなった。(村上夏菜)