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英人気シェフ、ロンドン高層住宅火災の被害者に「無料だから僕の店で食事を!」

2017年06月16日 20:14  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジェイミー・オリヴァー「どうか食事に来て!」(画像は『Jamie Oliver 2017年5月8日付Instagram「Loving my time with the @jamiesitalianparramatta team in Sydney on Monday - you guys are incredible!! Xx」』のスクリーンショット)
英ロンドンにある24階建て高層住宅「グレンフェル・タワー」で、14日に大火災が発生した。火は建物のほとんどの階に燃え広がり「まるでこの世の地獄のようだ」と言われるほど炎上。この大火災で少なくとも17名の死者が出たと伝えられたが、負傷者の中に重傷の患者がおり「死者数が増える可能性は高い」という。そんな中、住まいを突然失った人々を“有名シェフ”ジェイミー・オリヴァーが心配し、「ぜひ近くにある僕のレストランで食事を」と呼びかけた。

料理番組『裸のシェフ』で人気者になったジェイミー・オリヴァーが、このほどインスタグラムにもくもくと煙を上げる高層住宅の写真をアップ。そこにこのようなメッセージを添えた。

「グレンフェル・タワーの大火災による影響を受けたご家族の皆様。どうか僕のレストランでひとときをお過ごし下さい。僕の“Jamies Italian team”より、皆様に飲み物と食事を用意いたします。レストランの場所はウェストフィールドで、すぐ近くです。食べ物、飲み物ともに無料です。店に行き、マネージャーに話をしてください。愛情あるおもてなしをいたします。火事の被害に遭われた皆様を思い、愛と祈りを捧げます。」

これに大勢のファンが感動し、「素晴らしい人だと思う」「あなたに神のご加護がありますように」と多くのコメントを書き込んでいる。火災現場は住民の絶叫が響くなどまさに地獄絵図だったというが、この悲劇を経て地元の住民らが団結。住居を失った人々を助けるべく物品を寄付する場が設けられたが、瞬く間に食品、衣類、靴などで溢れかえったという。相次ぐテロ事件、そして今回の凄まじい火災と悲しい出来事が続くなか、国民は力を合わせている。

画像は『Jamie Oliver 2017年5月8日付Instagram「Loving my time with the @jamiesitalianparramatta team in Sydney on Monday - you guys are incredible!! Xx」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)