宇多田ヒカルのニューシングル『大空で抱きしめて』が7月10日に配信リリースされる。
ソニー・ミュージックレーベルズ内EPICレコードジャパンへの移籍第1弾シングルとなる同作。“大空で抱きしめて”は、本日6月16日から放送がスタートしたサントリー天然水の新テレビCM「水の山行ってきた 奥大山」篇のCMソングに起用されている。CMには宇多田本人が出演している。
“道”がCMソングに起用された「水の山行ってきた 南アルプス」篇に続いての出演となる今回は、宇多田が中国地方の大山を臨むことができる急峻な山を訪れて撮影を敢行。ブナの森や渓谷などを歩きながら山頂を目指す宇多田の姿が捉えられている。
新曲“大空で抱きしめて”はCMソングの世界観をもとに制作された曲。宇多田はCM撮影を振り返り「今回は、先にCMのお話を頂いてから、細かい曲作りに入ったので、CMはこんな絵になるんだろうなということを意識しながら作り始めたんですけど、ちょうど曲が『雲の中』とか『大空で』とか『青空で』とかそういう状況でまた『会えないと思った人と再会する』という設定の歌詞なんで、本当に山の頂上とか霧がいっぱい周りにある状況で、その歌詞と同じような気持ちになれたなって思いました」とコメントしている。
■宇多田ヒカルのコメント
今回の山登りは見事な快晴で、気温も気持ちよく、山登りのちょうどいいくらいの暑すぎず、寒すぎずな気温でした。ただ、前回登った南アルプスに比べると、今回の方が登山・下山時間は短くて、距離も短いんですけど、結構斜面の角度が急だったりして、「もっと気を付けてください」、「前日の雨で滑りやすくなってますよ」とガイドさんに注意されて、みんなで気を付けて登ったんですけど、ガイドさんのあとをくっついて登って不安もなく登れました。
また、最後のメインのカットを撮った頂上が、本当に狭いところで、足場があんまりなくて、人がいれる場所もあまりないとのことで、すごく少人数で登ったんですけど、その頂上で撮影前に食べたお弁当がすごく美味しかったです。(山頂の)先っぽが狭くて、周りは崖のようになっていて、下が全部見渡せて、本当に鳥になったような気持ちになれて、そこでお弁当やコーヒーまでいただいちゃったり、すごく贅沢な時間でした。
前回は、アルバムに向けて作っていた曲がCMで起用という流れだったんですけど、今回は、先にCMのお話を頂いてから、細かい曲作りに入ったので、CMはこんな絵になるんだろうなということを意識しながら作り始めたんですけど、ちょうど曲が「雲の中」とか「大空で」とか「青空で」とかそういう状況でまた「会えないと思った人と再会する」という設定の歌詞なんで、本当に山の頂上とか霧がいっぱい周りにある状況で、その歌詞と同じような気持ちになれたなって思いました。なので、今回もまたすごくいい体験ができました。