映画『オール・アイズ・オン・ミー』が、今冬に全国で公開される。
同作は1996年に25歳の若さで逝去したラッパー・2Pacの伝記映画。2Pacことトゥパック・アマル・シャクールは、1971年に黒人解放武装組織・ブラックパンサー党の党員である母親のもとに生まれ、10代で音楽制作を開始した。映画は、レコーディングスタジオで強盗から5発の銃弾を受けるが一命を取り留め、同じスタジオにライバルレーベル・Bad Boy Recordsのメンバーがいたことから、Bad Boy Recordsを激しく非難し始めるというあらすじだ。
2Pac役をディミートリアス・シップ・ジュニア、Bad Boy Recordsに所属するThe Notorious B.I.G.役をジャマール・ウーラード、母親のアフェニ・シャクール役をダナイ・グリラが演じるほか、カット・グレアム、ドミニク・サンタナ、ハロルド・ハウス・ムーアが共演者に名を連ねている。監督を務めたのは、Nas、Snoop Doggら多数のミュージシャンのPVを手掛けているベニー・ブーム。
なお本日6月16日は2Pacの誕生日にあたり、同作がアメリカで公開初日を迎える。