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京都の禅僧、ヘンリ・ミトワの一代記を描く 中村高寛監督最新作『禅と骨』本予告

2017年06月15日 14:53  リアルサウンド

リアルサウンド

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 9月2日に公開スタートの映画『禅と骨』より、本予告とポスタービジュアルが公開された。


(参考:『禅と骨』本予告


 同作は、『ヨコハマメリー』の中村高寛監督が11年ぶりに手掛ける長編ドキュメンタリー映画。京都の禅僧、日系アメリカ人ヘンリ・ミトワの一代記。ヘンリが家族や周辺の人々を巻き込みながら、これまで築き上げてきた“青い目の文化人”という地位から大きく逸脱していく様を、彼の波乱に満ちた人生と絡めながら描く。中村監督が8年の歳月を費やして完成させた。


 本作のドラマパートでヘンリの青年時代を演じたウエンツ瑛士は、「ヘンリ・ミトワさんの話のはずが、いつの間にか中村監督と魂が溶け合ってとんでもない作品になっております。是非、その魂を感じてください!!」とコメントを寄せている。


 また、新橋の芸者だったヘンリの母親役に余貴美子、そのほか永瀬正敏、佐野史郎、緒川たまき、利重剛らが出演。挿入されるアニメーションのキャラクター原案は、漫画家今日マチ子が手掛け、ナレーションは仲村トオルが務めた。音楽面を、エディ藩、横山剣(CRAZYKENBAND)を始め、大西順子、岸野雄一、野宮真貴、コモエスタ八重樫らが担当する。


 なお、このたび公開された予告編では、「風流人」や「国宝」と評されるヘンリ・ミトワが、監督に罵声を浴びせるシーンなどの一面も映しだされ、ヘンリの人生の物語がどのように展開するのか期待が高まる内容となっている。併せて明らかになったポスタービジュアルにはイラストレーター岡田成生が描くヘンリ・ミトワのイラストと、ドラマパートに出演しているウエンツ瑛士、余貴美子の姿が写されている。


(リアルサウンド編集部)