スーパーGTやスーパーフォーミュラで活躍する小暮卓史が、自身の地元である群馬県太田市にあるぐんまこどもの国児童会館で6月10日(土)に行われた『レーシングドライバー小暮選手と遊ぼう!話そう!』に参加。子どもたちと交流を深めた。
このイベントは、ぐんまこどもの国が地元のアスリートなどを招き、参加者とふれ合いの場を設け、子どもたちの夢へとつながる体験をしてもらうというもの。これまで、SUBARU運動部やパナソニックのラグビーチーム、パナソニックワールドナイツの選手などが参加してきた。
小暮は昨年まで、クルマをテーマにした工作教室を開催してきたが、今年は小暮との交流を通じて、モータースポーツを身近に感じてもらおうとういう狙いから新たな内容のイベントに取り組んだ。
『小暮と遊ぼう!』と題したプログラムでは、自己紹介ゲームや、じゃんけんゲームで体を動かしながら、初対面の子どもたちとの距離を縮めていく。
そして続けて行った『小暮選手に挑戦』と題したプログラムでは、片足バランスや動体視力ゲームに挑戦。動体視力ゲームでは、子供たちが苦戦するなか小暮は難問を軽々とクリアして、子どもたちを驚かせた。
続けて行われた『プラズマカー対決』では、ハンドルを動かすだけで前進・後退・方向転換ができるプラズマカーを用いてレースが行われた。小暮も参加し、子どもたちや、その保護者から大きな声援が上がり、賑やかなレースとなった。
最後に行われた『小暮と話そう!』では質問タイムが設けられ、子どもたちから途切れることなく率直な質問が飛び出し、小暮がレーサーを志したきっかけなどを語った。
小暮は「最後までしっかりと話を聞いてくれて、子どもたちの真剣な眼差しが印象的なイベントとなりました」と今回のイベントを振り返っている。
「質問コーナーでは次々と質問が飛び出し、ビックリするほどでしたが、モータースポーツに関心のある子どもが多いという印象で、実際にサーキットに行ったことがあるという子も多く、地道な活動が少しずつ実を結んできているのではないかと感じています。」
「今後もレーシングドライバーである自分にしかできないことを続けていきたいと思っています」