腓骨骨折が発覚し、第85回ル・マン24時間出場を断念したルーカス・ディ・グラッシ 第85回ル・マン24時間耐久レースのLM-GTEプロクラスに参戦予定だったルーカス・ディ・グラッシは、6月6日にイギリスで行われたサッカーのチャリティイベント中に足を負傷。その怪我が悪化したため、ル・マン出場を断念した。
元アウディLMP1ドライバーのディ・グラッシは6日(火)に、イギリス・ロンドンのスタンフォード・ブリッジで行われたチャリティイベントでサッカーをプレイした際に足を負傷した。
負傷直後はル・マン出場に影響はないとして、6月10~11日に行われたフォーミュラEベルリンePrixに出場。2戦とも表彰台を獲得する走りをみせていた。
しかし、フォーミュラEではストレートでリフト&コーストをする場面が多く、その影響で怪我が悪化したとみられ、ル・マン出場前にレントゲン検査を受けたところ、骨折が発覚。欠場を余儀なくされた。
その結果、ディ・グラッシを起用する予定だったAFコルセはミケーレ・ルゴロを代役に起用。ジェームス・カラド、アレサンドロ-ピエール・グイディをあわせた3名が51号車フェラーリ488GTEをドライブすることとなった。
ディ・グラッシは自身のTwitter上で「腓骨を骨折していて手術が必要と診断されたため、悲しいことに今年のル・マン欠場を余儀なくされた。難しい決断だったが、医師からの助言に従うことにした」と述べている。
「チームメイトのアレサンドロ-ピエール・グイディ、ジェームス・カラド、そしてAFコルセがベストを尽くすことを願っている」
I'll sadly miss this year's #LeMans24 with a broken fibula that requires surgery. This was a hard decision but I'm following medical advise.— LUCAS DI GRASSI (@LucasdiGrassi) 2017年6月14日