事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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現実味を帯びるクビカ復帰の噂
パフォーマンスは事故前と変わらず
ロバート・クビカの事故後初のF1ドライブは、ルノーのチームメンバーを良い意味で大いに驚かせるものだった。
メルボルンで、何人かのルノーのスタッフとクビカのテストについて話をしたところ、クビカはスピード、一貫性、リーダーシップ、技術的フィードバック、コミットメントのあらゆる面で、彼らが記憶している事故直前の2011年初めのレベルと何ら変わらなかったという。
チームの上級エンジニアのひとりは、「もはや問題は、彼がF1に復帰できるかどうかではなく、どのチームから、どのグランプリで復帰するかだ!」とまで言っている。
クビカの予想以上のパフォーマンスを見て、当初は一度限りとされていたテストも、いまやより大きなプログラムへと発展しつつある。ルノーは、まず同じ2012年仕様のマシンを使って、前回のリカルド・トルモ・サーキットよりも速度域の高いコースで彼を走らせてみたいと考えており、さらにハンガリーGP後のインシーズンテストでも、彼をドライバーラインナップに加える可能性があるという。
もしジョリオン・パーマーの不振が続くようなら、夏休み明けのベルギーGPあたりで、クビカがF1にフルタイムで復帰することになるかもしれない。
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