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初代から20年。先進安全装備を標準化した『トヨタ・ハリアー』に直噴ターボモデル登場

2017年06月14日 17:12  AUTOSPORT web

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待望の2リッター4気筒直噴ターボが追加搭載した新型「トヨタ・ハリアー」
"H・H(ハイブリッド・ハリアー)"のコピーで2013年に国内専用車として復活した『トヨタ・ハリアー』が、「ハリアーネスのさらなる進化」と銘打ったマイナーチェンジを敢行。内外装の進化に加え、待望の2リッター4気筒直噴ターボが追加搭載され、6月8日から発売となっている。

 1997年に登場した初代ハリアーは「WILD BUT FORMAL」のキャッチコピーのもと、高級クロスオーバーSUVという新ジャンルを開拓。

 それから間もなく20年を迎える節目にハイブリッド搭載を強く打ち出してきた3代目が、さらなる境地を目指し、滑らかで爽快な加速感を実現する2リッター直噴ターボエンジンを新採用。これでハイブリッド、ガソリン自然吸気、直噴ターボの3つのパワートレーンを揃える新時代のSUVラインアップが完成した。

 また、より進化した都会的なエクステリアに加え、アルミヘアライン加飾を施したシフトパネルやプレミアムナッパ本革を採用したシート表皮など、本物感から“本物”を追求したインテリアを実現。さらに、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」をはじめとする安全装備の充実を図るなど、細部にわたる改良を施している。

 今回注目となる2リッター直噴4気筒ターボエンジンは、レクサス・ブランドでも水平展開されている『8AR-FTS』で、トヨタではクラウンなどにも採用されるもの。

 ツインスクロールターボチャージャーと可変角を拡大したDual VVT-i(吸気側VVT-iW)を組み合わせるとともに、最適な燃焼効率を実現する直噴技術D-4STを採用することで、低回転域から強大なトルクを発生させ、滑らかで爽快な加速フィーリングを実現している。

 トランスミッションには6速SuperECTを搭載するとともに、マニュアル感覚のシフト操作が楽しめるシーケンシャルシフトマチックを採用。さらに、足回りにはパフォーマンスダンパーを前後に採用し、車両のロール剛性を上げることで、高速走行時における優れた直進安定性や操縦安定性を確保している。

 エクステリアではアッパーグリルを薄くしロアグリルをよりワイドにすることで、トヨタ最新デザインの"アンダープライオリティ"をさらに強化したほか、リヤコンビネーションランプを赤色の面発光とし、アイコニックなデザインを実現。

 さらに16灯のLEDライトを用いて内側から外側へ流れるように点灯するLEDシーケンシャルターンランプや、ステアリング連動のLEDコーナリングランプ、シフトレバー連動の電動パーキングブレーキや、オートホールド機能も初採用するなど、質感も大幅に向上させた。

 ボディカラーには、新色のダークレッドマイカメタリック、ダークブルーマイカメタリックを含む全6色が設定され、価格は294万9480~495万3960円となっている。

公式ホームページ:http://toyota.jp/harrier/