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デニム制服を岡山県の男子高が導入、ボトムスはチノパン

2017年06月14日 16:24  Fashionsnap.com

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新デニム素材を使用した制服 Image by: 関西高等学校
「生徒の郷土愛を高めたい」。国産ジーンズ発祥の地・岡山県にある関西高等学校が創立130年を記念し、来年4月の新入学生から"デニム制服"を導入する。本格的なデニムを用いた制服の採用は、国内では同校が初となる。

 新制服は、濃紺のブレザーにベージュのチノパンを合わせるスタイルで、ブレザーには「桃太郎ジーンズ」を展開するジャパンプルーが5年かけて開発した、丸洗いしても色落ちせず、8万回の耐摩耗検査をクリアした新デニム素材を使用。デザインはカジュアルを意識し、ブレザーにはアウトポケットを配したほか、ステッチにはスクールカラーであるエンジ色を採用した。また、ブレザーの内側とチノパンの後ろのベルトループ部分には桃太郎ジーンズの革パッチが施されている。価格は未定だが、従来の制服と同等の2万円~2万5,000円程度となる見通し。
 学校法人関西学園傘下の関西高等学校は、岡山県内唯一の男子校。普通科と商業科、電気科を設置している。今年創立130周年を迎えることを機に、新制服のほか、新校舎の建設などさまざまな改革を進めている。