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佐藤琢磨、日本モータースポーツ記者会の栄誉賞受賞。「数々の記録のなかでも特筆すべきもの」

2017年06月13日 18:32  AUTOSPORT web

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佐藤琢磨にJMS栄誉賞が贈られた
JMS日本モータースポーツ記者会は6月13日、インディカー・シリーズに参戦している佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)にJMS栄誉賞(JMS HONOR AWARD)を授与した。

 2017年5月28日に行われた2017年インディカー・シリーズ第6戦『第101回インディアナポリス500』で、日本人ドライバー初優勝を飾った琢磨。モータースポーツに携わる記者や編集者で作られるJMSは、この歴史的快挙を称え、偉大な功績を後世に残すべく特別に栄誉賞授与を決定したという。

 なお、JMS栄誉賞が授与されるのは、JMS発足から50年の歴史のなかで初めてのこと。

 琢磨には2001年にイギリスF3チャンピオンやマカオGPを制したことが評価されてJMSアワードが贈られているほか、インディカー・シリーズ初優勝を飾った2013年にはJMS特別賞が贈られている

 今回の栄誉賞授与にあたり、JMSの高橋二朗会長は「佐藤琢磨選手のインディ500における勝利は、日本のモータースポーツの歴史や数々の記録のなかでも特筆すべきもの」とのコメントを発表している。

「この功績を高く評価し、栄誉を讃えるとともに、こうした偉業を達成したドライバー佐藤琢磨選手への感謝を伝えたいという意味も込めて、今回初めて“JMS栄誉賞”を贈らせていただくことにいたしました」

「この快挙をひとつのきっかけとして、ひとりでも多くの方にモータースポーツの魅力を知っていただければと思います。次はシリーズ制覇を目指して、今後もエキサイティングなレースを期待し、健闘を祈ります」