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クリスティーナ・グリミー射殺から1年 遺族はまだ立ち直れず

2017年06月13日 10:33  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ファンに銃殺された歌手クリスティーナ・グリミー
昨年の6月10日、歌手クリスティーナ・グリミーはフロリダにてショーを開催。その後ファンサービスをしようとサイン会を開いたが、近くに寄ってきた男をハグしようと両腕を広げた瞬間に銃撃され命を落とした。享年22歳。これからという時に凶弾に倒れた彼女を想い、遺族は今もなお癒えぬ悲しみに暮れている。

クリスティーナ・グリミーが銃撃された際、マネージャーを務めていた兄は果敢にも犯人に突進。しかし犯人はその場で自身に向け発砲し、法の裁きを受けぬまま死亡した。その事件から1年、このほど遺族が声明を発表しファンにこのように伝えた。

「世界中の多くのファンの皆さん、そしてクリスティーナの遺した音楽のため貢献してくださった皆さん、そして今もなお貢献してくださっている方々に、御礼申し上げます。」
「皆さんの祈り、愛、励まし、そして応援を、我々遺族はしっかりと感じています。私どもは恐縮すると同時に、深く感謝しております。」
「私達遺族も、(悲しみに砕けた心を)癒している最中です。ですが知っていただきたいのです。クリスティーナのファンの全員を、私達は愛しています。応援していただき、感謝しています!」

ちなみにクリスティーナの死を招いたのは2発の銃弾で、うち1発は頭部に、そしてもう1発は胸部に撃ちこまれていたとのこと。「妻にしたい」と一方的に熱を上げ「叶わぬ夢」と絶望した末の凶行と見られているが、犯人は強い殺意をいだき複数の武器を持ち現場に向かったという。これに大変なショックを受けた友人セレーナ・ゴメス、そしてジャスティン・ビーバーがステージで涙を流し、早すぎる彼女の死を嘆くと同時に冥福を祈った。あれから1年、ファンは改めてクリスティーナの死を悼んでいる。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)