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『危険な情事』グレン・クローズ 共演者マイケル・ダグラスとは「今も仲が良いの」

2017年06月12日 19:54  Techinsight Japan

Techinsight Japan

浮気の怖さが話題になった『危険な情事』(画像は『Fatal Attraction 2012年5月17日付Facebook』のスクリーンショット)
1987年にアメリカで公開された映画『危険な情事』は、遊びのつもりで浮気に走った男(マイケル・ダグラス)と本気で彼を愛した女(グレン・クローズ)の愛憎劇を描く衝撃作で、特にグレン演じる女性の狂気的な愛と凄惨なエンディングが話題になった。そのグレンがこのほどインタビューに応じ、マイケルとの今を語った。

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世界中の映画ファンを震撼させた『危険な情事』の公開から、すでに30年。同作で愛に狂う女を演じたグレン・クローズが『Entertainment Tonight』の取材に応じ、撮影時をこう振り返った。

「好きな思い出は、台所でクレイジーなシーンを撮影したことかしらね。」

また劇中で恐ろしい目に遭わせたマイケル・ダグラスとは、今も大変仲が良いという。

「そう、彼は友人なの。彼と奥さん(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、私の舞台も観に来てくれた。すごく嬉しかったわ。」
「バックステージに来た彼は、目に涙までためていたの。本当に有難かったわ。」

グレンによると、心理的に重く激しい内容の作品で共演する役者達には“特別な絆”が生まれるそうだ。

「そう、共に激しい経験をするから。」
「でもだからこそ、役者の仕事は素晴らしいわ。アメイジングな経験を仲間と共有することは、長い間会わずに色々な仕事を別々にこなしても一生涯友人でいられるわ。そういう絆は不変なの。」

ちなみに同作品の撮影中、グレンは妊娠中だったとのこと。それにグレンも気付いておらず、マイケルもつい演技に熱が入ったもよう。彼がグレンの首を掴み浴室の鏡に頭を当てるシーンがあるが、グレンは過去に「脳震盪を起こし1分ほど眩暈がした」と明かしている。凄まじいラストシーンを撮影中のアクシデントだったというが、お腹の赤ちゃんに影響がなかったのは何よりであった。



画像は『Fatal Attraction 2012年5月17日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)