トップへ

ロジャー・ムーアの葬儀がモナコでとり行われる

2017年06月12日 17:04  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ロジャー・ムーアの葬儀に、友人らが参列
映画『007』シリーズの3代目ジェームズ・ボンドとして活躍した英俳優ロジャー・ムーアが、5月にスイスにて死去した。短いがん闘病の末の他界だったという彼の葬儀がこのほどとり行われ、親交のあった仲間や家族が最後の別れを告げた。

「007のシチュエーションって馬鹿げている。ボンドはスパイなのに、みんなにスパイって知られているんだから。行く先々でスパイってバレるなんて、いったいどんなスパイなのさ?」

そんな発言で人々を和ませるのを好んだ俳優ロジャー・ムーアが、5月23日に他界した。89年の生涯を終えた彼の葬儀がこのほどモナコの教会(Saint Paul’s Church)で行われ、遺族や親しくしていた友人達が集結。うち英女優ジョーン・コリンズはTwitterを更新し、このように書き込んでいる。

「これが最後の一杯よ。さようなら、親愛なるロジャー。偉大なる聖人、騎士、そして紳士だった彼のために、美しく愛溢れる式がとり行われたわ。」

またマネージャーを務めた人物はロジャーのTwitterを更新し、こう綴った。

「昨日、美しい式を開きお別れを申し上げました。ムーア氏が素晴らしい人生を送ったことを祝ったのです。」

私生活では4度結婚し、3人の子をもうけたロジャー。仕事には最後まで意欲的で、2年前には次期ボンド役に言及し「高齢のボンドじゃダメなのかな? 可能なら僕がカムバックするよ!」と語り大きく報じられた。長くボンドを演じた彼を、007シリーズのファンは決して忘れない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)