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垂直離着陸の無人機「V-BAT」、艦載に理想的

2017年06月12日 14:00  ナリナリドットコム

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6月12日から幕張メッセ(千葉)で開催されている、海上防衛技術展示会「MAST Asia 2017」に、アメリカのMARTINUAV社が初出展。長航続垂直離着陸無人機「V-BAT」を来場者にアピールした。

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「V-BAT」は長い耐久性を備えた垂直離着陸無人機システム。デザインはグライダーのような翼と細身の胴体を併せ持ち、艦載と密集地帯のオペレーションに理想的な無人機となっている。

ダクテッドファン(※円筒形のダクトやナセルの中にプロペラ状のファンを据え、それを 回転させることによって推力を生み出す推進器の一種)はローターの露出を排除し、安全性を最大限にまで高めてあり、機体は6×6mのスペースで戦略的な発進と回収が可能だ。

また、衝撃を吸収するノーズ・スキッド、ケブラーで強化された胴体、ローターと翼版を保護する頑強なダクトを持ち、高い耐久性を持つのも魅力。優れたダッシュ速度、風速13mでも運用可能で、艦船上及び都市でのオぺレーション、国境警備、地上戦などに適した無人機と言える。

なお、最高速度は時速約166km、運用高度は15000フィート、飛行時間は8時間以上、ペイロードは2kg以上、組立てサイズは9フィート×8フィート×2フィートだ。


元記事はこちら:http://www.narinari.com/Nd/20170644239.html