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ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第7戦カタルーニャGP 決勝レポート

2017年06月12日 10:42  AUTOSPORT web

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鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア
アティラプワパがカタルニアGPを21位でフィニッシュ
鳥羽は23位

2017年6月11日(日)
Rd.07 カタルニアGP
カタルニア・サーキット
コンディション:ドライ
気温:32℃ 路面:45℃

 全22周で争われたカタルニアGPのMoto3クラスの決勝レースで、Honda Team Asiaのナカリン・アティラプワパは21位でフィニッシュ。チームメートの鳥羽海渡は23位でチェッカーフラッグを受けました。

 現地時間午前11時(日本時間午後6時)にスタートしたレースで、アティラプワパは8列目23番グリッドからスタート。グループの中でファイティングスピリットあふれるバトルを続け、厳しい暑さのカタルニア・サーキットで、22周の戦いを走りぬきました。

 鳥羽は、5列目14番グリッドから発進。スタートを決めて序盤は順位を維持しましたが、途中からペースアップに苦しみ、アティラプワパと同じグループでバトル。チームメートから1.355秒差でチェッカーフラッグを受けました。

 第8戦オランダGPは、6月23日(金)の午前9時(日本時間同日午後4時)から、Moto3クラスのフリー走行1回目がスタートします。

ナカリン・アティラプワパ(21位/42'34.734/+22.888)
「決勝は110%の力を出して走りきりましたが、ライディングはまだ改善の余地があります。1コーナーや4コーナー、5コーナーなどはライバルたちよりもうまく走れたのですが、6コーナーから7コーナーの切り返し、最終シケインなどは攻略しきることができませんでした。次のアッセンは初めて走るコースなので、気を引き締めて臨みます」

鳥羽海渡(23位/42'36.089/+24.243)
「スタートをうまく決めて、レース序盤はいいフィーリングで走れたのですが、3周目あたりからブレーキが効きにくくなり、攻められずにどんどん順位を落としてしまいました。いいグリッド位置からのスタートだっただけに残念です。次のアッセンは走行経験のあるコースなので、今季ベストリザルトを目指してがんばります」

岡田忠之 チーム監督
「今日は今回のレースウイークで最も暑く、選手たちはコンディションの対応にも苦戦を強いられました。海渡は残念な結果になりましたが、失敗を恐れてはいけません。たくさん失敗をしながら経験を重ね、同じ失敗をしないように心がけることが成長の秘訣です。ナカリンは、集団の中で闘志あふれる走りを見せてくれました。今回のレース内容とそこから得たことを自分の中でしっかりと消化し、次のレースに備えてほしいと思います」