中上貴晶/イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 中上はカタルニアGPを11位でゴール
パウィは26位でチェッカー
2017年6月11日(日)
Rd.07 カタルニアGP
カタルニア・サーキット
コンディション:ドライ
気温:32℃ 路面:50℃
全23周で争われた第7戦カタルニアGPの決勝レースで、IDEMITSU Honda Team Asiaの中上貴晶は11位のチェカーフラッグを受けました。また、チームメートのカイルール・イダム・パウィは26位でゴールを果たしました。
午前のウォームアップで、中上はセッションの7番手タイム。パウィは31番手で、両選手ともに午後の決勝レースに向けた最終確認と準備を整えました。
現地時間午後12時20分(日本時間午後7時20分)にスタートした決勝で、中上は2列目4番グリッドからスタート。この週末で最も暑くなったなかでペースアップに苦しむ展開になりましたが、最後まで全力で走りきりました。
11列目32番グリッドスタートのパウィは、苦しい体調にも負けずファイトあふれる走りで完走し、今後に向けて貴重なデータを収集しました。
IDEMITSU Honda Team Asiaは、カタルニア・サーキットで13日(火)と14日(水)の2日間にわたり、事後テストを実施します。その後、第8戦オランダGPは、“ロードレースの大聖堂”とされるTTサーキット・アッセンで、6月23日(金)に走行を開始。Moto2クラスのFP1は、現地時間午前10時55分(日本時間午後5時55分)にスタートします。
中上貴晶(11位/42'59.863/+19.361)
「決勝はハード側コンパウンドのタイヤで臨みましたが、序盤からタイヤが滑って最後までペースを上げることができず、1分52秒台で周回するのが精一杯でした。課題がたくさん残るレースになってしまいましたが、事後テストでしっかりと問題の洗い出しをし、今後のレースに備えます」
カイルール・イダム・パウィ(26位/43'35.587/+55.085)
「今日のレースは最善を尽くしてがんばったのですが、とても満足のいく結果にはなりませんでした。でも、自分の体調をその言い訳にしたくありません。火曜と水曜にテストを実施するので、そこで今後に向けたいい方向性を見いだしたいと思います」
岡田忠之 チーム監督
「中上はリヤのスピニングが激しく、序盤からペースを上げることができませんでした。決勝レースに向けて、セッティングを調整したのですが、それも残念ながらいい方向には行きませんでした。パウィは、本人は今日のレースに納得していないようですが、よくがんばってくれました。両選手とも、火曜と水曜のテストで、今後のレースに向けていいきっかけをつかんでほしいと思います」