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ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第7戦カタルーニャGP 予選レポート

2017年06月11日 12:03  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア
カタルニアGP予選で鳥羽は5列目
アティラプワパは8列目を獲得

2017年6月10日(土)
Rd.07 カタルニアGP
カタルニア・サーキット
コンディション: ドライ
気温: 31℃ 路面: 50℃

 土曜午後12時35分(日本時間午後7時35分)から40分間にわたって争われたカタルニアGP予選で、Honda Team Asiaの鳥羽海渡は1分54秒535を記録し、16番手タイム。前方の選手がペナルティーを受けたためにグリッドが1つ繰り上がり、明日の決勝に向け5列目を獲得しました。チームメートのナカリン・アティラプワパは、1分55秒149で予選24番手タイム。8列目からのスタートとなります。

 今日の走行から、最終区間のレイアウトが再び変更されました。昨日のフリープラクティスで導入された最終区間の新シケインは、安全上の理由により、昨年のカタルニアGPで使用したF1用のシケインに戻すことが決定しました。

 午前のフリープラクティス3回目で、鳥羽とアティラプワパは着実にコース攻略を進め、このセッションでそれぞれ28番手と29番手につけました。

 午後の予選では、両選手はそれまで3回のセッションで学んできた成果を発揮しました。鳥羽は、最終ラップにセッションベストタイムを更新。アティラプワパは、昨日苦戦していたセクター4のフィーリングを改善し、上位陣の追い上げを狙っています。

 明日の日曜は、午前8時40分(日本時間午後3時40分)から20分間のウォームアップ走行を実施。22周で争う決勝レースは、午前11時(日本時間午後6時)にスタートします。

鳥羽海渡 (16番手 / 1'54.535 / +1.167)
「今朝のFP3の内容があまりよくなかったので、改善点を考えて午後の予選に臨みました。満足はしていませんが、決勝に向けてまずまずの5列目スタートを確保できました。明日は序盤からポジションをどんどん上げて、今季ベストリザルトを狙いたいと思います」

ナカリン・アティラプワパ (24番手 / 1'55.149 / +1.781)
「今朝はマシンのフィーリングがあまりよくなかったので、セットアップを工夫して旋回性の向上を狙いました。予選では最後のタイムアタックでミスをしなければ、さらに0.5秒ほど速いタイムを出せていたと思います。明日はスタートから110%の力で臨みます」

岡田忠之 チーム監督
「昨日からコースが変更になりルーキーには対応が厳しかったと思いますが、鳥羽はがんばって前回よりもいいグリッドを獲得しました。ナカリンはタイムアタックに失敗しましたが、コース攻略を考えながらセッションに取り組んでいたのでよかったと思います。このコースはペースをつかめば前についていけると思うので、2人ともがんばってポイント圏内を目指して戦ってほしいと思います」