2017年F1カナダGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは12位だった。
アロンソはQ1で10番手タイムを記録し、スムーズにQ2に進出。Q2では2周から成るランを2回行い、トラフィックに遭うことなく、12番グリッドを確保した。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=12位
今日の予選結果は僕らに望める最大限の結果だったと思う。自分たちのパフォーマンスに満足している。パワーの面で不利なことを考えれば、予想していたより少し速かったかもしれない。12番グリッドは理想的なポジションではないけれど、ポールタイムとの比較で考えれば、僕らとしてはかなり高い競争力を発揮できたと思う。
もちろんもっと上に行きたいが、僕らは今日、クリーンで良いラップを走り、最大限のポテンシャルを引き出したと確信している。
今のところマシンの感触はすごくいい。今日は走っていて楽しかった。グリップレベルが高く、ウォームアップに苦労してはいるもののタイヤはすごく一貫していて、そのランを通してプッシュすることができる。面白いレースになりそうだね。
明日のレースでカギになるのは、いつもどおりパフォーマンスと信頼性だ。燃料セーブをしたり、エンジンの冷却に気を配っていく必要があり、楽にはいかないだろう。でも明日一番重要なのはレースを完走することだ。もしポイント圏内で走り切ることができたら最高だね。
(Fox Sportsに対して語り)Q2で(ルイス・)ハミルトンから1.2秒差というのは、ものすごくいいパフォーマンスだった。最高にハッピーだ。
決勝では、ターン10からうまく立ち上がっていいディフェンスをするより他に、やれることはあまりない。ただ、ストレート半ばで(他車に)並ばれてしまうから、どうしようもない場合もある。いいスタートと優れた戦略が必要だ。
パワーに関しても燃費に関しても懸念があって、問題を抱えているのは確かだが、それはどうしようもないからね。