MotoGP第7戦カタルーニャGP、MotoGPクラスは、スペインのバルセロナ・カタルーニャサーキットで2日目の予選を行い、ダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分43秒870でポールポジションを獲得した。
シケインのレイアウトが2日目のセッションから変更されたことにより、Q2、Q1の選抜は午前中に行なわれたフリー走行3回目のタイム順となった。
フリー走行3回目トップでQ2に進出したのはマルク・マルケス(ホンダ)。ヤマハ勢のマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、ヨハン・ザルコ(ヤマハ)、ジョナス・フォルガー(ヤマハ)はトップ10に入れず、4名がQ1からQ2をめざす展開となった。
Q1ではフォルガーがトップタイムを記録、2番手にビニャーレスが続き、この2名がQ2に進出、計12名のライダーによってQ2は気温30度、路面温度51度のドライコンディションで争われた。
ペドロサはQ2の1回目のアタックでリーダーボードのトップに立つが、直後にホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が逆転。ロレンソがセッションの大半でトップの座をキープする。
フリー走行3回目で2番手、フリー走行4回目でトップタイムを記録していたペドロサは、2回目のアタックに出ると、1分43秒870を記録、スペインGP以来、今シーズン2度目となるポールポジションをホームレースで獲得した。
2番手に1分44秒201でロレンソ、ロレンソは1回目のアタックで記録したタイムを更新することはできなかったが、ドゥカティ移籍後初のフロントロウを獲得した。終盤のアタックで1分44秒220を記録したダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が3番手と、MotoGPクラス初のフロントロウを獲得。
マルケスはセッション序盤に3コーナーで転倒、2回目のアタック中にも5コーナーで転倒を喫してしまい、1分44秒320で4番手に終わった。マルケスは2日目のフリー走行3回目、フリー走行4回目でも転倒を喫しており、1日で4回転倒してしまった。
5番手に1分44秒348でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、6番手に1分44秒381でエクトル・バルベラ(ドゥカティ)、7番手に1分44秒451でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が続き、Q1からQ2に進出したフォルガーが、1分44秒600で8番手、ビニャーレスが1分44秒620で9番手に続き、10番手に1分44秒740でアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が続いた。スコット・レディング(ドゥカティ)が1分44秒852で11番手、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)が1分44秒928で12番手。ここまでがQ2のタイム順に決定。
以下、Q1のタイム順に、ロッシはQ1を3番手で終え、Q1で記録した1分44秒661で13番手からのスタート。ザルコが1分44秒681で14番手、ジャック・ミラー(ホンダ)が1分44秒829で15番手。
16番手に1分44秒919でロリス・バズ(ドゥカティ)、17番手に1分45秒162でカル・クロッチロウ(ホンダ)。クロッチロウはQ1の終盤に10コーナーで転倒を喫してしまった。18番手に1分45秒641でカレル・アブラハム(ドゥカティ)、19番手に1分45秒741でティト・ラバット(ホンダ)、20番手に1分45秒887でポル・エスパルガロ(KTM)、21番手に1分48秒803でサム・ロウズ(アプリリア)の順で続き、ブラドリー・スミス(KTM)はフリー走行4回目で転倒、Q1に出走せず22番手。シルバン・ギュントーリ(スズキ)も体調不良によりQ1に出走せず、23番手となった。