MotoGP第7戦カタルーニャGPのコースレイアウト変更の発表後、レースディレクションのメンバーであるロリス・カピロッシが転倒が発生した際は「以前のシケインの方がベター」と語った。
カタルーニャGPの初日終了後、セーフィティ委員会は新しいシケインのレイアウトについて協議を行ない、レースディレクションは二日目より2016年に使用したレイアウトのシケインに戻すことを決断した。
初日のセッションではシケインでの転倒により、バイクがコース上に残ってしまうケースが見られ、これが危険と判断された。カピロッシは、この決定に関して次のように語っている。
「セーフティ委員会では、ライダーたちが新しいレイアウトに関して、多少の不満があることを説明してくれた。彼らは、バンプが多いことを訴えたことから、昨年のレイアウトに戻すことを決めた」
「金曜日のプラクティスでは、多くの転倒が発生し、バイクがコーナーの出口でトラック上に横転した状態で残ってしまうことを目撃した。これは非常に危険だ」
「我々は以前のシケインでの経験があり、以前のシケインでは今日のような転倒は発生しなかった。これはライダーたちのリクエストだ。クラッシュした際に関しては、以前のシケインの方がベターだ」