ヤマハは10日、6月25日に行われる全日本ロードレース選手権の第5戦オートポリスで、野左根航汰の代役にスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦するマイケル・ファン・デル・マークを起用すると発表した。
FIM世界耐久選手権(EWC)に参戦する野左根は、EWC第4戦スロバキアと全日本ロード第5戦オートポリスの日程が重なっているため、全日本ロードは欠場することになっていた。
その代役として、ヤマハは第5戦オートポリスでSBKに参戦するファン・デル・マークを起用すると発表した。
代役を務めるファン・デル・マークは、2013年にスーパースポーツ世界選手権(WSS)に参戦。参戦初年度にして、3度の表彰台に登りランキング4位を獲得した。
また、2013年からはMuSASHi RT HARC-PRO.から鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦。2013年と2014年に優勝を果たした。
2015年からはSBKに昇格。ホンダのチームで2年間過ごし、2017年からはヤマハのチームへ移籍した。また、2017年の鈴鹿8耐にはヤマハのファクトリーチームから参戦することが決まっている。
初めてオートポリスを走るファン・デル・マークが日本のトップライダーたちとどのような戦いを見せてくれるのか楽しみだ。