鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア カタルニアGP初日はアティラプワパが24番手
鳥羽は27番手スタート
2017年6月9日(金)
Rd.07 カタルニアGP
カタルニア・サーキット
コンディション:ドライ
気温:28℃ 路面:45℃
第7戦カタルニアGPが、バルセロナ郊外のカタルニア・サーキットで初日の走行を迎えました。午前と午後に各40分のフリー走行を行い、Honda Team Asiaのナカリン・アティラプワパが1分56秒093の自己ベストタイムで総合24番手。チームメートの鳥羽海渡は1分56秒395で27番手につけています。
鳥羽とアティラプワパはともにこのサーキットでの走行経験がありますが、今年は後半セクションのレイアウトに変更が施されています。午前は、早朝に降った雨で路面が濡れていましたが、両選手はしっかりと走り込んでコースに順応し、このセッションはアティラプワパが9番手、鳥羽は14番手を記録しました。
午後のFP2では、両選手とも午前の走行を踏まえてコースの習熟をさらに進め、土曜日のセッションに向けて、それぞれ重要な手応えをつかむ有意義な一日となりました。
明日のFP3は、現地時間午前9時(日本時間午後4時)にスタートする予定です。
ナカリン・アティラプワパ(24番手 / 1'56.093 / +1.836)
「今日はFP1から集中し、全体的に自信を持って楽しく走ることができましたが、セクター4は素早い切り返しが必要なので、まだ苦戦しています。最終区間のシケインでは、自分は2速で入っているのですが、速い選手たちは1速で走っているようです。明日のFP3では、この部分でも改善に取り組みたいと思います」
鳥羽海渡(27番手 / 1'56.395 / +2.138)
「FP2の最終ラップでは、セクター3まで自己ベストを更新して走れましたが、セクター4でミスをしてしまい、自己ベストタイムの更新ができませんでした。このミスがなければ、トップ10も可能だったかもしれません。今日の順位はともかくフィーリングはいいので、明日もがんばって前進したいと思います」
岡田忠之 チーム監督
「今日は新たに改修された区間のコースサイドで、2人の走りを観察していました。2人ともコーナーの立ち上がりで速い選手たちに離されてしまうので、その部分を改善できるようにライディングのアドバイスをして、明日のセッションでタイムアップを狙います。今日は2人とも速い選手たちの近くを走れたので、多くのことを学習できたと思います」