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「ゼニア」新デザイナーが全ラインを統括、上陸50周年の限定コレクションも

2017年06月09日 11:53  Fashionsnap.com

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2017年秋冬の展示会 Image by: FASHIONSNAP
「エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna」が都内で展示会を行い、昨年6月にエルメネジルド ゼニア グループのアーティステックディレクターに就任したアレッサンドロ・サルトリによる初のコレクションを披露した。


 展示された2017年秋冬コレクションのテーマは「モダニティ クラフトマンシップ(Modernity Craftmanship)」。あえて裏地のようなデザインの"インサイドアウト"をジャッケットやパンツに施したり、スーツスタイルにジョガーパンツやキャップを組み合わせるなど現代的なデザインを随所に取り入れた。アレッサンドロ・サルトリが就任したことにより、これまでセパレートで展開していたコレクションラインとコマーシャルラインのディレクションが一括で行われるようになり、より統一されたブランドストーリーを顧客に伝えることが可能になったという。
 今年はブランドの日本上陸50周年の記念イヤーとなり、9月には日本限定のカプセルコレクションを発売。青海波模様をあしらったボンバージャッケットなどのアパレルコレクションとレザーを編み込んだバッグ・アクセサリーシリーズの限定色を展開する。今秋、コレクション発売に合わせてデザイナーの来日も予定しているという。