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ウォルフ「優勢なのはフェラーリだが復調のチャンスはある」:メルセデスF1カナダGPプレビュー

2017年06月09日 06:12  AUTOSPORT web

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モナコGPでは表彰台を逃したメルセデスだが、まだチャンスはあるとチーム首脳は語る
F1カナダGPを前に、メルセデスF1チームのトト・ウォルフが週末のレースに向けた抱負を語った。 

■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
トト・ウォルフ

 カナダが面白い週末になることを期待している。コースレイアウトによって、我々にとっては厳しいレースになるかもしれない。けれども同時に、このコースは我々のふたりのドライバーに合うコースだ。ルイス(ハミルトン)は過去に何度も優勝しているし、バルテリ(ボッタス)もウイリアムズ時代は常に強さを発揮していた。彼らが成功を収めるために必要なマシンを用意するという宿題を、正しくこなせたかどうかにかかっている。

 我々にはふたりの素晴らしいドライバーがいる。チームを前進させていくために、彼らを互いに競わせるというチームの哲学に従っていこう。チャンピオンシップのランキングで上回るドライバーが常に勝てるわけではないので、難しいときもあるけれどね。

 悲しいことに今シーズンのチャンピオンシップにおいて、我々は優勢ではない。現状ではフェラーリが上だ。彼らは強さのあるパッケージを有している。困難に対処し、我々こそが彼らを打ち負かすチームであることを証明しなければならない。まだ14戦が残っていて、間違いなくチャンスはある。
 
 モントリオールでのレースでは、いい結果を出して復調できると期待している。これまでの道のりの中での疑問点に対して、価値ある答えが見つかるといいね。