MotoGP第7戦カタルーニャGPの開幕前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。
■マルク・マルケス(MotoGPクラスランキング4位)
フランスGPで転倒リタイアに終わり、続くイタリアGPでもマシンセットアップに苦戦、トップ争いに加わることができなかったマルク・マルケス(ホンダ)。
カタルーニャはホームレース。MotoGPクラスでは1年目の2013年に3位、2014年に優勝、昨年も2位と、リタイアに終わった2015年を除いて、4戦中3回表彰台に立っている得意とするコースだ。
「2週連続でのレースで、しかもカタルーニャでレースができることがうれしい。ホームのファンの前でのレースはつねに特別だ」
「イタリアではよりよい状況になるように努力したが、カタルーニャではもっとよくしなければならない。もっとコンスタントにいいレベルで走れるようにしなくてはならないんだ」
「カタルーニャで行なったテストはうまく行った。多くの周回を重ね、マシンのセットアップを改善したので、金曜日のフリー走行でそれを試してみよう」
「コースレイアウトについてはおもしろいと思うが、攻略は難しいと思う。最終セクターはかなり異なる。でも、カタルーニャのコースレイアウトはとても好きだ」
■ダニ・ペドロサ(MotoGPクラスランキング5位)
スペインGPで1勝を記録、フランスGPでも3位に入賞しランキング2番手に浮上していたダニ・ペドロサ(ホンダ)だが、ムジェロでは苦戦、最終ラップに転倒リタイアに終わり、ランキング5番手に後退してしまった。
カタルーニャのMotoGPクラスでは、2008年に1勝、2010年、2012年、2013年に2位入賞。2014年から2016年まで3年連続で3位に入賞するなど、つねに表彰台争いに加わっている。
「カタルーニャのコースは大好きなのでレースが楽しみ。僕のファンはもちろん、全てのファンが作る雰囲気はすばらしいからね」
「ムジェロの前の状態に戻り、テストで収集した情報をうまく活用できるように努力したい。テストはとてもポジティブだった。テストでは新しいシケインを試す機会もあった」
「ラップタイムはそれほど変わらないが、シケインは以前よりもタイトなレイアウトになった。路面もバンピーなのでそれも考慮しなければならない」
「いい結果を残すために100%で戦う準備はできている」