MotoGP第7戦カタルーニャGPの開幕前に、チーム・スズキ・エクスターのアンドレア・イアンノーネとシルバン・ギュントーリが意気込みを語った。
■アンドレア・イアンノーネ(MotoGPクラスランキング14位)
フランス、イタリアと2戦連続で10位に入賞したアンドレア・イアンノーネ(スズキ)。ランキングも14番手に浮上したが、ファクトリーチームのエースとしては満足な結果を残せていない。
カタルーニャではMoto2時代の2012年に優勝経験があるが、昨年のレースではホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)に追突してリタイアし、このアクシデントに対してペナルティを受けた。スズキGSX-RRは復帰1年目の2015年のカタルーニャGPでポールポジションを獲得した経験を持つ。
「バルセロナは好きなコースで、GSX-RRの特性にも合っている。コーナリングスピードの高いコースなので、スリリングなライディングができる」
「ここでどれくらい競争力があるのか知りたい。ムジェロではいくつかの改善に取り組み、自信を得ることができた。今回のレース後にはテストもあるので、改善案を試し、どう反応するのかを知りたい。僕たちは強くなって来ているので、カタルーニャではポジティブなレースがしたい」
■シルバン・ギュントーリ(MotoGPクラスランキング15位)
アレックス・リンス(スズキ)の代役としてフランスGPから参戦しているシルバン・ギュントーリ(スズキ)。カタルーニャGPで3戦目の代役参戦となる。
前戦イタリアGPでは完走はしたものの、入賞圏内でフィニッシュすることはできなかった。2008年以来、久しぶりとなるカタルーニャでどんな進化を見せるのかに注目が集まる。
「ムジェロでGSX-RRをライディングしたのはとても特別な経験だった。ストレートのトップスピードと、コーナーリングでのスピードは信じられないほど速かった。ムジェロではマシンとタイヤを理解する兆しがあった。バルセロナではマシンのセットアップを進歩させることが挑戦となる」