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MotoGP:地元出身のビニャーレス。カタルーニャは「僕にとっては特別なコース」

2017年06月08日 11:52  AUTOSPORT web

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マーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
MotoGP第7戦カタルーニャGPの開幕前に、モビスター・ヤマハMotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシ、モンスター・ヤマハ・テック3のヨハン・ザルコが意気込みを語った。

■マーベリック・ビニャーレス(MotoGPクラスランキング1位)
 ここまでの6戦で3勝を記録し、チャンピオンシップをリードするマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。カタルーニャはビニャーレスにとってホームレースだ。

 Moto3時代の2012年に1勝を記録、Moto2時代の2014年には2位表彰台に立った経験を持ち、MotoGPクラスでは1年目の2015年に予選2番手から6位入賞、昨年は4位に入賞した経験を持つ。

「カタルーニャはホームグランプリなので、僕にとっては特別なコースだ。僕が得意とするコースで、ライディングスタイルにもマシンにも合っていると思う」

「ここまでいい流れで来ているので、今週末のレースに向けて自信がある。マシンのセットアップの材料も多いので、今レースに向けてモチベーションは高い」

「可能な限り多くのポイントを獲得しようと思っているし、最終的に表彰台に立てるようにトライしたい。そのためにも賢明なタイヤの選択をしなければならない」

■バレンティーノ・ロッシ(MotoGPクラスランキング3位)
 フランスGPではトップ争いを展開しながら最終ラップに転倒リタイア。イタリアGP直前にモトクロスマシンでのトレーニング中に転倒し、胸と腹を負傷。

 ホームレースのイタリアGPへの参加も危ぶまれていたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)だが、ムジェロでは予選2番手からトップ争いに加わり、惜しくも表彰台は逃したものの4位に入賞した。カタルーニャGPでは昨年優勝、2014年、2015年と2位表彰台を獲得している。

「ムジェロの後、1週間休めればよかったけど、バイクもよく走ったし、とにかくムジェロのレース結果には満足している。バルセロナでももっとよくなることを期待しているし、表彰台をめざしたい」

「バルセロナのレースはいつだってとても楽しい。路面のグリップは少し悪いので、タイヤをうまく機能させるためのいいセットアップを見つけなくてはならない」

「レース後の月曜日にはテストもあるし、異なるソリューションにもトライしてみたい。カタルーニャGPは熱狂的なファンと美しい雰囲気のグランプリ。僕たちはベストをつくす準備ができている」

■ヨハン・ザルコ(MotoGPクラスランキング6位)
 フランスGPでMotoGPクラス初表彰台となる2位を獲得。ルーキートップ、インディベンデントチームトップのランキング6番手をキープするヨハン・ザルコ(ヤマハ)。

 カタルーニャではMoto2時代の2015年、2016年と連勝を飾っており、2014年にも3位表彰台を獲得した経験を持つ。

「カタルーニャのコースはナイスだが、暑いレースになるだろう。昨年の悲しいアクシデントにより、今年は新しいレイアウトとなり、その結果、タイムも落ちるはずだ」

「チームとうまく仕事をし、木曜日にタイヤについて決める必要がある。ムジェロで得た経験を生かして、マシンをよりよくすることができると思うし、できるだけ表彰台に近づけるようにプッシュする」

「フランスでは表彰台に立つことができたが、できるだけポイントを獲得するために、つねに表彰台を目標に戦いたい」