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EXILE TAKAHIRO、NESMITH、SHOKICHI、今市隆二…第1回オーディション参加メンバーは?

2017年06月08日 07:03  リアルサウンド

リアルサウンド

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 LDH JAPANが4年ぶりにボーカルオーディションを開催する。同オーディションは、『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5~夢を持った若者達へ~』と題し、6月17日から全国で順次、1次審査を行っていく。


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 これまでもEXILE TAKAHIRO、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE・今市隆二、登坂広臣、GENERATIONS from EXILE TRIBE・片寄涼太、数原龍友のメンバーらを輩出してきた『VOCAL BATTLE AUDITION』。5回目となる今回は、EXILEパフォーマー・世界と佐藤大樹ともに、EXILE PROFESSIONAL GYMから選出された5名を加えた新パフォーマー集団「FANTASTICS」のボーカリストを探すべく開催される。


 そもそも同オーディションが始まったきっかけは、2006年の『EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006 ~ASIAN DREAM~』。SHUNの脱退による第1章の終わりとともに、EXILEの新メンバーとしてボーカルを募集。第2章をスタートするために行われたオーディションだ。その第1回で優勝したのが、現在EXILEのフロントマンを務めるTAKAHIROだ。一度は美容師を志していた彼は、EXILEのライブを見て以降、グル―プへの憧れを強く抱くようになった。その結果、同オーディションで1万人の頂点へと昇りつめる。最終オーディションが行われた日本武道館では、当時7人だった“新生EXILE”の一員として「Choo Choo TRAIN」を何度も涙ぐみながら歌っていた。


 TAKAHIROとともにファイナリストに残ったなかにも、現在EXILE TRIBEの一員として活躍しているメンバーがいる。一人はNESMITHだ。NESMITHはソロシンガーとして活動していたが、EXILE加入を目指しオーディションへの参加を決意。ファイナリストまで残るも、惜しくも敗退してしまう。だが、2007年より二代目 J Soul Brothersで活動を開始し、2009年に念願のEXILEへ加入を果たす。現在はEXILEと平行して、EXILE THE SECONDでボーカル兼パフォーマーとして活動している。


 また、活躍しているのはファイナリストだけではない。『EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006 ~ASIAN DREAM~』で2次審査、3次審査まで残ったなかに、八木将吉(EXILE SHOKICHI)、青柳翔、今市隆二がいる。SHOKICHIは3次審査で落選するも、各方面から歌唱力を評価され、NESMITHとともにJ Soul Brothersのボーカルに。現在はNESMITHと同様、EXILEと平行してEXILE THE SECONDで活動している。青柳翔はオーディションに落選した数ヵ月後、スタッフから「俳優としてやってみないか」と声が掛かり、“歌”から“芝居”に進路を変更。その後、劇団EXILEメンバーとしてドラマ、映画へと活躍を広げていった。そして昨年10月、歌手としても念願のソロデビューを果たしている。


 今市隆二は、1回目のオーディションに落選するも、歌手の夢を諦めず、圧接工の仕事の傍らボーカルスクールに通い、2010年に行われたオーディション『EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 2 ~夢を持った若者達へ~』に挑戦。結果、三代目J Soul Brothersのボーカルの座を獲得した。また、その時に優勝したもう一人が登坂広臣だ。登坂はファイナルまで勝ち進んだのち、同年9月の最終ライブ審査で合格。今市とともにボーカルを務めることになった。なお、このときのファイナリストには、GENERATIONSの片寄涼太と数原龍友も残っていた。片寄と数原は、その後GENERATIONSのボーカルに起用されている。


 『VOCAL BATTLE AUDITION』では、その時のオーディションに落ちたとしても、挑戦し続けることで未来へのチャンスをつかむきっかけが生まれるかもしれない。その活動は音楽だけでなく、映画やドラマ、舞台の俳優など多岐にわたる。TAKAHIROから始まった“一般人でもスターの仲間入りができる”が叶う『VOCAL BATTLE AUDITION』。今年も全国から希望者たちが殺到するだろう。5回目のオーディションではどんな逸材のボーカリストが生まれるのか。(日野綾)
※記事初出時、一部事実関係に誤りがございました。訂正してお詫びいたします。