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MotoGP:ロッシ、悲惨だったスペインGPと似た路面のカタルーニャGPを不安視

2017年06月08日 06:32  AUTOSPORT web

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バレンティーノ・ロッシ/モビスター・ヤマハMotoGP
バレンティーノ・ロッシは、ヘレスでの第4戦スペインGPでの悲惨なパフォーマンスを、今週末の第7戦カタルーニャGPで繰り返すことを”少々心配している”と認めた。

 今回のカタルーニャGPで、ロッシが最後にMotoGPで優勝を飾ってから1年が経過することになる。

 2016年シーズンにロッシはスペインとカタルーニャの2戦で優勝したが、今季のスペインでは10位でフィニッシュとなり、優勝したダニ・ペドロサから38秒遅れだった。このタイムは過去4年間で最悪のものだったという。

 カタルーニャGPの舞台バルセロナ・カタルニアサーキットの路面舗装が行われたのは遡ること2007年のことで、ロッシはヘレスのように再び苦戦する可能性があると懸念している。

「ちょっと心配なんだ。バルセロナのアスファルトはとても悪いしグリップレベルがかなり低いからね」とロッシ。

「ヘレスではこういうコンディションだったので僕たちはマシンで苦しんだんだ」

「でも言うのはまだとても早すぎる」

 ロッシは2週間前にモトクロスの事故で怪我をし、胸部と腹部に痛みが残ったまま先週末ムジェロでの第6戦イタリアGPに出場。結果は4位に終わり、”体調”が表彰台獲得から彼を遠ざけたと語っていた。

 38歳のロッシは、カタルーニャGPが彼の母国でのレースから間を置かずに続いていることが、今週末のレースを”厳しい”ものにするだろうと認めた。

「もう1週あればもっとよかったけど、2戦続いている。厳しいだろうね」とロッシ。

「この調子で回復し続けるなら、確実にもう1週間が重要になる」