2017年に引退をとりやめてウイリアムズから参戦しているフェリペ・マッサは、来年もF1に残る可能性があると語った。
バルテリ・ボッタスがニコ・ロズベルグの後任としてメルセデスに移籍した後、マッサはルーキーのランス・ストロールのパートナーとなるようチームから求められてF1に復帰した。
1年契約を結んだマッサは、今季これまでのところ印象強い働きを見せ、序盤6戦終了時点でウイリアムズが獲得した20ポイントすべてを1人で稼ぎ出した。
今季の好調さから、16シーズン目となる来シーズンもF1に残る気持ちになったかと尋ねられたマッサは次のように答えた。「そうだね。今いる方向や、自分にとって正しいと思われる方向性にいられるチャンスがあればだね。そうでなければやる気はない」
「昨年も同じことを言っていたと思う」
マッサはF1、特に2017年仕様のマシンに乗ることに改めて喜びを見出しており、自分が成果をもたらしていると感じているという。
「今はリラックスしていて、なんのプレッシャーもない。ただ楽しもうとしているんだ」とマッサは語った。
「(昨年も)同じようにしていた。でも、よく分からないけど、物事や自分の感じ方が昨年より良い方に変化したのか、とてもリラックスした仕事のやり方をしている」
「自分には良い仕事ができると確信しているよ」
「今、いろいろなことがうまくいっていると感じるんだ」
「このマシンが気に入っている。僕のドライビングスタイルとの相性がかなり良い」
「マシンや自分のドライビング、自分の感じ方や働き方、そしてチームにも満足している」
「一番大事なのは、ポイントを失わないようにすることだ」
今季これまでの6戦のうち4戦でポイントを獲得しているマッサは、2018年に向けての決断をいつ下すかについては、期限を決めていないと語った。
「実はまだ何も考えていないんだ」とマッサ。
「1戦1戦、楽しんでいる。その上で、何が起こるかを見ていく」
「何が起こるかは想像がつかないね」