スーパーGTタイヤメーカーテストは6月7日、鈴鹿サーキットで2日目午後の走行が行われ、KEIHIN NSX-GTがウエットコンディションのなか1分56秒164というタイムをマークし午後のベストに。Epson Modulo NSX-GTが2番手となった。
2日間行われたスーパーGT鈴鹿タイヤメーカーテスト。ただ、年間のテスト時間制限の関係から、ヨコハマタイヤ装着車は午前でテスト終了。多くのGT300勢はテストを終え、チームによっては週末のスーパー耐久に向けた準備を始めるところも見られた。GT500でもヨコハマ勢はテストを終えたため、MOTUL MUGEN NSX-GTをドライブしたジェンソン・バトンも昼には鈴鹿を後にしている。
そのため、午後のセッションに走行したのはGT500がブリヂストン、ミシュラン、ダンロップを履く5台。GT300ではブリヂストンのLEON CVSTOS AMGのみと、合計6台のテストとなった。路面は午前の走行終盤から引き続きフルウエットとなった。
なかでもブリヂストン、ミシュラン勢は14時40分までの走行となっていたため、14時40分から20分間はダンロップ装着車(Epson Modulo NSX-GT)のみの走行時間となったが、Epson Modulo NSX-GTは走行せず、実質的に14時40分に走行が終わった。
このセッションでベストタイムとなったのは、KEIHIN NSX-GTの1分56秒164。次いでEpson Modulo NSX-GTの1分57秒439と、ホンダNSX-GT勢がトップ2となった。MOTUL AUTECH GT-Rが3番手、ZENT CERUMO LC500が4番手となっている。