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英チャリティ公演後、兄に激怒のリアム・ギャラガー 「コールドプレイ」が粋な仲裁

2017年06月07日 15:14  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ギャラガー兄弟の顔を立てたクリス・マーティン(画像は『Coldplay 2017年4月11日付Instagram「What rain? R42」』のスクリーンショット)
英マンチェスターにて発生した自爆テロ事件の犠牲者や遺族に救いの手をさしのべようと、先日に開催されたチャリティ公演「One Love Manchester」。集結した人気スターの中に元「オアシス」リアム・ギャラガーの姿があったものの、同バンドで共に活動した兄ノエル・ギャラガーは「海外滞在中」という理由で欠席した。それに腹を立てたリアムが公演後に「俺の兄は嘆かわしい大マヌケ野郎だ」とツイートし話題になる中、当日ノエルに代わりリアムとステージに立った「コールドプレイ」クリス・マーティンが“兄弟に対する感謝の言葉”をTwitterに書き込んだ。

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アリアナ・グランデが開催したショー直後に起きたテロ事件を受け、多くのセレブ達がマンチェスターに集結。テロ事件に揺れる現地の人々を励ましたが、同ステージで「オアシス」再結成を期待されていたギャラガー兄弟のうち姿を現したのは弟リアムだけで、兄ノエルが姿を見せることはなかった。これにキレたリアムはその後「大マヌケ」「あいつはまた本性を見せやがった」とツイートし、故郷マンチェスターのために帰国することのなかった兄を痛烈に批判した。

そんな中、ノエルに代わってリアムとステージに立ったクリス・マーティンがバンドのTwitterを更新し、こう綴った。

「ノエル、(オアシスの)『Don't Look Back in Anger』と『Live Forever』を演奏することを認めてくださって、感謝しています。」
「あなたが来られないことは、みんな事前に知っていたのです。ですがあなたの思いはステージの上にありました。それにお礼を言いたいと思います。クリスより」
「そして素晴らしい歌を演奏させてくださり、ありがとうございました。」
「リアムにも、感謝しています。本当に素晴らしい経験でした。クリス&ジョニー・バックランドより」

一方的に悪者にされたノエルをさりげなく擁護すると同時に、リアムの気持ちを思いやり感謝の言葉で締めくくったクリスに多くのファンが心を打たれた。ちなみにノエルの代理人はショーを前に「ノエルの出演はない」とコメントしていたのだが、それでもリアムは兄が来ると期待していたもよう。本番終了後は「マンチェスターの皆さん。昨晩、兄が欠席したことをお詫びしたいと思います。本当にガッカリです」とツイートしていた。



画像は『Coldplay 2017年4月11日付Instagram「What rain? R42」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)