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スーパーGT鈴鹿テスト:午後もMOTUL GT-Rが最速。KEIHINが2番手に続く

2017年06月06日 17:12  AUTOSPORT web

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スーパーGT鈴鹿タイヤメーカーテストの1日目午後の最速となったMOTUL AUTECH GT-R
鈴鹿サーキットで行われているスーパーGTのタイヤメーカーテストは6月6日、13時から4時間の午後のセッションが行われ、1日目午前に続きMOTUL AUTECH GT-Rがベストタイムをマーク。KEIHIN NSX-GTが2番手に続いた。

 2日目の天気予報が雨であることから、2時間延長され13時から17時05分までで行われた2日目午後のセッション。天候は引き続き晴天で、今回MOTUL MUGEN NSX-GTをドライブするジェンソン・バトンを目当てにしたファンが数多く訪れた。

 そのバトンだが、午後も引き続きステアリングを握り走行。ピットインを繰り返しながら20周ほどを周回し、武藤英紀、中嶋大祐と交代しながら周回を重ねた。そんなバトンの走行の際にはレッドフラッグも発生。1回目は開始から1時間35分ほどでSYNTIUM LMcorsa RC F GT3が東ショートカットでストップ。消火器がかけられるシーンも。2回目は、開始2時間40分ほどでGULF NAC PORSCHE 911がS字でクラッシュしたためだ。

 そんな午後のセッションだが、各チームタイヤテストをこなしながら周回。MOTUL AUTECH GT-RとKEIHIN NSX-GTがベストタイムを塗り替えながらのセッションとなった。最終的にはMOTUL AUTECH GT-Rが1分48秒204をマークし最速に。KEIHIN NSX-GTが1分48秒648で2番手となった。なお、MOTUL AUTECH GT-RにはS Road CRAFTSPORTS GT-Rの本山哲と千代勝正も乗り込んでいる。

 3番手につけたのは1分48秒865をマークしたZENT CERUMO LC500。ZENTは第3戦オートポリスでレース中の接触があったため、フロントカウルは修理中のためカーボンブラックの状態に。なお、6番手につけたWedsSport ADVAN LC500は国本雄資がル・マン24時間テストデーに参加したこともあり、関口雄飛がひとりでドライブした。

 GT300クラスは途中ストップを喫したSYNTIUM LMcorsa RC F GT3が1分58秒947でベストタイムに。グッドスマイル 初音ミク AMGが1分59秒001で2番手、31号車TOYOTA PRIUS apr GT、マネパ ランボルギーニ GT3が続いている。