映画『コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』が、10月14日から東京・渋谷のBunkamura ル・シネマほか全国で順次公開される。
フランスを中心に活動し、近代建築の巨匠として知られる建築家のル・コルビュジエと、アイルランド出身のインテリアデザイナーであるアイリーン・グレイを題材にする同作。グレイの建築家としてのデビュー作となる南仏の別荘「E.1027」を訪れたル・コルビュジエが、グレイの不在時に壁面に絵を描いたことから2人の確執が始まるというあらすじだ。
アイリーン・グレイ役をオーラ・ブラディ、ル・コルビュジエ役をヴァンサン・ペレーズが演じるほか、ドミニク・ピノン、アラニス・モリセットらが共演者に名を連ねている。監督を務めたのは『サン・ルイ・レイの橋』『マン・オン・ザ・トレイン』などのメアリー・マクガキアン。原題は『The Price of Desire』となっている。