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スーパーGT鈴鹿メーカーテスト:初日午前はMOTUL GT-Rが首位。バトンも初走行

2017年06月06日 11:22  AUTOSPORT web

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MOTUL AUTECH GT-R
スーパーGTのタイヤメーカーテストは6月6日、鈴鹿サーキットで17台が参加して1日目午前のセッションが行われた。このセッションでは、MOTUL AUTECH GT-Rが1分48秒502でベストタイムをマーク。注目のジェンソン・バトンもMOTUL MUGEN NSX-GTを初めてドライブしている。

 第3戦オートポリスから第4戦SUGOまでのインターバルを使って、スーパーGTはSUGO、鈴鹿の公式テストに加えタイヤメーカーテストが行われるが、6月6日から鈴鹿ではGT500クラスが8台、GT300クラス9台が参加してのテストとなった。

 晴天に恵まれた1日目午前のセッションは、朝9時からスタート。最終的にはスピンやコースアウトもほとんどなく、レッドフラッグが一度も出ないセッションとなった。各チームでメニューをこなしながらの走行となったが、ベストタイムはMOTUL AUTECH GT-Rの1分48秒502という結果となった。

 2番手には第2戦富士で優勝を飾っているZENT CERUMO LC500がつけ、KEIHIN NSX-GTがホンダNSX-GT勢最上位の3番手に。カルソニックIMPUL GT-Rが4番手、フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rが5番手とGT-R勢が続いた。

 6月2日に、第6戦鈴鹿でのMOTUL MUGEN NSX-GTの第3ドライバー起用が発表されたジェンソン・バトンも、6月5日の午後に鈴鹿入り。さっそくチームにあいさつを済ませ、シート合わせを行った。搬入日、そして走行1日目のこの日もピット裏手には非常に多くのファンが詰めかけたほか、通常タイヤメーカーテストではほとんどいない報道陣も多数。注目度の高さをうかがわせた。

 そんなMOTUL MUGEN NSX-GTは、武藤英紀がステアリングを握りコースイン。セッション終盤には、いよいよバトンがステアリングを握り、まずは無事に走行を終えている。MOTUL MUGEN NSX-GT自体はこのセッションを1分50秒721の7番手で終えた。

 GT300クラスでは、片岡龍也が初日午前のステアリングを握ったグッドスマイル 初音ミク AMGが1分58秒752でベストタイムをマーク。SYNTIUM LMcorsa RC F GT3が2番手、UPGARAGE BANDOH 86が3番手につけた。

 なお、スーパーGT鈴鹿タイヤメーカーテストは、2日目に雨の天気予報が出ていることから、2日目の午後の走行をキャンセルし、1日目午後は2時間走行時間が増やされている。