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ロバート・クビカが念願のF1テストへ。事故後初めて、6年ぶりの走行

2017年06月06日 08:12  AUTOSPORT web

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2011年F1バレンシアテスト ルノーR31をドライブするロバート・クビカ
ロバート・クビカが今週火曜、スペイン バレンシアで2012年型ロータスF1カーを走らせることになった。2011年の事故以来初のF1走行となる。

 クビカは2006年から2010年まで、BMWザウバーおよびルノーからF1に参戦、2008年カナダGPでの優勝経験がある。2011年2月、F1のシーズンオフにイタリアのラリーイベントに出場し大クラッシュを喫し、重傷を負ったクビカだが、2012年にラリーでレース活動を再開、それ以降、WRC2、WRCに参戦、2016年には耐久レースなどでサーキット活動にも復帰した。

 今年のWEC参戦計画は中止したものの、今年4月にはGP3マシンをテストドライブ。事故以来初のフォーミュラマシン走行を行い、ポジティブな感想を語っていた。5月にはフォーミュラEのテストも行っている。

 そのクビカが今週、事故後、初めてF1マシンをドライブすることが分かった。前回走ったのは事故直前の2011年2月であり、実に6年ぶりとなる。
 事故の後もクビカは何度かF1シミュレーター作業を行っており、実車テストを行いたいとの意志を示していた。

 6日、クビカはルノーF1のショーカー、2012年のロータスE20をドライブする予定。当日はルノーF1のテストドライバー、セルゲイ・シロトキンも参加するということだ。