ロバート・クビカが今週火曜、スペイン バレンシアで2012年型ロータスF1カーを走らせることになった。2011年の事故以来初のF1走行となる。
クビカは2006年から2010年まで、BMWザウバーおよびルノーからF1に参戦、2008年カナダGPでの優勝経験がある。2011年2月、F1のシーズンオフにイタリアのラリーイベントに出場し大クラッシュを喫し、重傷を負ったクビカだが、2012年にラリーでレース活動を再開、それ以降、WRC2、WRCに参戦、2016年には耐久レースなどでサーキット活動にも復帰した。
今年のWEC参戦計画は中止したものの、今年4月にはGP3マシンをテストドライブ。事故以来初のフォーミュラマシン走行を行い、ポジティブな感想を語っていた。5月にはフォーミュラEのテストも行っている。
そのクビカが今週、事故後、初めてF1マシンをドライブすることが分かった。前回走ったのは事故直前の2011年2月であり、実に6年ぶりとなる。
事故の後もクビカは何度かF1シミュレーター作業を行っており、実車テストを行いたいとの意志を示していた。
6日、クビカはルノーF1のショーカー、2012年のロータスE20をドライブする予定。当日はルノーF1のテストドライバー、セルゲイ・シロトキンも参加するということだ。