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アリアナ・グランデの英チャリティ公演 マイリー、ジャスティン、ケイティらも集結

2017年06月05日 12:34  Techinsight Japan

Techinsight Japan

マイリー・サイラスもステージに登場(画像は『Miley Cyrus 2017年6月5日付Instagram「Special moment with a very special girl」』のスクリーンショット)
5月に英マンチェスターにてショーを開催したアリアナ・グランデ。しかし自爆テロ事件が発生し、その後アリアナは無傷で帰国するも「今こそ何かをしなくては」と決意。再びマンチェスターに戻り、被害者と犠牲者遺族を支援すべくチャリティ公演を開催した。ショー会場のみならず近隣の駅や通りまで警官隊が見守るなか、マイリー・サイラスやケイティ・ペリー、ジャスティン・ビーバーらも続々登場し素晴らしい歌で観客を酔わせ、公演を成功させた。

英時間4日に、アリアナ・グランデが英マンチェスターにて「One Love Manchester」と題したチャリティ公演を開催した。テロ事件の被害者や犠牲者の遺族を支援すべく企画したショーには、準備期間が極めて短かったにもかかわらず多くの歌手が参加。コールドプレイ、リトル・ミックス、テイク・ザット、マーカス・マムフォードらや以下のスターがステージに立ち、このようなメッセージで観客を沸かせた。

■マイリー・サイラス
「この惑星で暮らす私達が、互いを大事にすること。それが何よりも大事なことよ。そして皆さん、今日の私達を見て。なんて素晴らしいのかしら。」

■ファレル・ウィリアムス
「ここであのようなことが起きたのに、皆さんが恐怖心を抱いている様子は全くない。これにはただ頭が下がる思いです。僕がこの場で感じるのは、愛とポジティブな心さ。陳腐かもしれないけれど(そのような皆さんの思いを感じ)僕もハッピーな気持ちになれるんだ。」

■ナイル・ホーラン
「皆さんを愛しています。僕達がついている。世界中が見守っているよ。」

■ジャスティン・ビーバー
「あの事件により命を奪われた人達…。彼ら、彼女らに、敬意を表したいと思います。」
「皆さんのことをとても愛しています。ご家族の皆様のこともです。(会場に向かい)さあ、亡くなった皆さんに敬意を表すべく、両手をあげてほしい。」
「さあ、こう言って。『敬意を表します』『愛しています』と…。」

■ケイティ・ペリー
「愛する道を選ぶことが、難しいこともあるわ。特にこのような時は…そうでしょう? でも愛は恐怖と憎しみに打ち勝つの。皆さんが選ぶこの愛こそが、皆さんの力になる。これ以上のパワーなど無いわ。」

またショーに来られなかったスター達からは、以下のようなビデオメッセージが届いた。

■デヴィッド・ベッカム
「父親として、今回起きた事件は実に辛いものでした。私達はこの日を決して忘れないでしょう。このショーは、事件の晩に酷く苦しんだ皆さんを思い出すためのものです。と同時に、(マンチェスターという)素晴らしい街の精神を祝うための公演でもある。ここは、みんなが愛する街なのです。」

■スティーヴィー・ワンダー
「僕は、マンチェスターの皆さんとともにあります。愛がカギになることは、誰もが知っています。民族や宗教など関係ない。そう、僕は皆さんと一緒にいるのです。」

■ボノ
「僕達の心は、マンチェスター、そして英国とともにあります。」
「悲しみは尽きませんが、と同時に愛情も底なしであることを思い知っているところです。」

アリアナは公演を前に事件で命を落としたファンの家族、また負傷した子ども達と対面。若くして亡くなったファンの保護者を前に泣き崩れてしまったというが、逆に励まされたと語っている。この事件で亡くなった人は22名、負傷者は120名以上とも伝えられたが、今月に入ってからはロンドン橋付近でもテロ事件が発生しており、英国中が怒りと悲しみに揺れている。

画像は『Miley Cyrus 2017年6月5日付Instagram「Special moment with a very special girl」「Dancing w my BB girl」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)