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ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第6戦イタリアGP 決勝レポート

2017年06月05日 10:43  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

鳥羽海渡(ホンダ・チーム・アジア)
アティラプワパがイタリアGPで24位フィニッシュ
鳥羽は25位

2017年6月4日(日)
Rd.06 イタリアGP
ムジェロ・サーキット
コンディション:ドライ
気温:22℃ 路面:27℃

 全20周で争われたイタリアGPのMoto3クラスの決勝レースで、Honda Team Asiaのナカリン・アティラプワパは24位でフィニッシュ。チームメートの鳥羽海渡は、25位でチェッカーフラッグを受けました。

 現地時間午前11時(日本時間午後6時)にスタートしたレースに、アティラプワパは9列目26番グリッドから臨みました。そして、最後まで何度もポジションを入れ替える激しいポジション争いを繰り広げながら、難易度の高い20周の戦いをしっかりと走りきりました。

 鳥羽は、土曜日に実施されたFP3のスロー走行に対するペナルティーにより、最後尾グリッドからのスタートになりました。レースではスタートを決めてポジションを上げ、アティラプワパと同じグループでバトル。アティラプワパに0.001秒という僅差の25位で完走しました。厳しい結果に終わった第6戦でしたが、両選手とも今後に向けて貴重な経験を積み、多くの教訓を得ました。

 第7戦カタルニアGPは、6月9日(金)午前9時(日本時間同日午後4時)に、Moto3クラスのフリー走行1回目がスタートします。

ナカリン・アティラプワパ(24位/40'21.650/+37.687)
「今回のレースウイークは苦労しました。決勝レースでは序盤から前方集団との差が大きく開いてしまい、後ろのグループでバトルすることになりました。それでも、この厳しいウイークから学ぶことはたくさんあったので、しっかりと次のカタルニアGPに活かしたいと思います」

鳥羽海渡(25位/40'21.651/+37.688)
「スタートをうまく決めて順位を上げることができましたが、いくつかミスをしてしまい、トップグループとの距離が開いてしまいました。グループから抜け出て追いつこうとしたのですが、焦って自分の走りをうまくまとめきることができず、引き離せませんでした。どんなときでも落ち着いて走ることの重要さを学んだので、次のレースでは平常心を保ち続けられるようにがんばります」

岡田忠之 チーム監督
「ナカリンと海渡は、ともに厳しいレースでしたが、ルーキーとしていい経験を積むことができたと思います。今回のレースウイークで学んだことをしっかりと次のレースに活かし、予選でいいグリッドを獲得することの大切さや、週末を通して取り組む姿勢につなげてほしいと思います」