中上貴晶/イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 中上貴晶は2列目5番グリッドを獲得
パウィは9列目からイタリアGP決勝へ
2017年6月3日(土)
Rd.06 イタリアGP
ムジェロ・サーキット
コンディション:ドライ
気温:28℃ 路面:54℃
土曜日午後の予選を終え、 IDEMITSU Honda Team Asiaの中上貴晶は1分52秒173を記録して5番手につけました。明日のイタリアGP決勝レースは2列目中央のグリッドからスタートします。チームメートのカイルール・イダム・パウィは1分53秒580で、9列目27番グリッドから決勝レースを迎えます。
昨日に引き続き午前のFP3でも中上は高い安定感を発揮して1分52秒台前半で連続周回し、ベストタイムも0.174秒更新しました。パウィもコースへの習熟を重ね、昨日から0.636秒のタイムアップを達成しています。
中上は、路面温度が上昇した午後の予選でも1分52秒台を連発し、ベストタイムでもトップから0.494秒差。決勝へ向けた準備を着々と進めています。パウィも、さらにタイムを向上させて予選終盤では1分53秒台に到達しました。
明日は、現地時間午前9時10分(日本時間午後4時10分)から20分のウォームアップ走行を行い、21周の決勝レースは午後12時20分(日本時間午後7時20分)にスタートします。
中上貴晶 (5番手 / 1’52.173 / +0.494)
「午前のFP3では、明日の決勝に向けて安定した強いアベレージタイムを刻むことができました。これをレースにしっかり維持できれば、勝機は十分にあると思います。2列目スタートで決勝に向けた準備はOKなので、明日はトップグループでいいレースをしたいと思います」
カイルール・イダム・パウィ(27番手 / 1’53.580 / +1.901)
「フリープラクティスから予選まで、ラップタイムとセットアップ、そして自分自身のライディングも着々と前進してきました。切り返し区間でまだ少し苦労をしているので、明日の朝にこの部分を改善し、決勝レースでさらに多くのことを学びたいと思います」
岡田忠之 チーム監督
「中上は、28周使用してきたリアタイヤでも非常に高い水準のラップタイムを維持しています。本人にもマシンにも特に大きな問題はないので、明日はきっといいレースをしてくれるでしょう。パウィはトップから2秒以内につけることができたので、よくがんばったと言えるでしょう。決勝レースでは、いいラップタイムを重ねて、今後につながる経験を積んでほしいと思います」