インテルミラノの長友佑都選手(年俸約1億7000万円)と結婚した平愛梨さん、実業家の穐田誉輝さん(個人資産230億円)と結婚した菊川怜さんといった具合に、容姿端麗な女性の結婚相手の男性は、高収入であることが多い。それは著名人だけの話だろうか。
発言小町には5月中旬、「高収入の夫を持つ妻はみんな美人なのか」というトピックが立った。トピ主は3年間の必死の婚活の末に夫と結婚。夫は高学歴で、収入も高いという。
結婚生活に満足かと思いきや、トピ主には悩みがある。それは、夫の友人や先輩の妻が、揃いも揃って美人なことだ。夫宛ての年賀状を見ると、妻がみんな美人なのだという。
男性が一番重視するのは「性格・人柄」だが、「容姿」も気にする
結婚式の写真であれば、化粧をして着飾るため綺麗なのは当然だ。だが結婚後の旅行の一コマを写したスナップ写真でも美しいという。これを見てトピ主は「私は年齢が高く、婚活に悪戦苦闘するレベル」とやや自信なさげだ。さらに「揃いも揃って美人だとお付き合いも恐縮しちゃいます」と心境を吐露し、
「旦那さんはイケメンもいますが、冴えない感じの方も多くいます。やはり、高学歴高収入だと美人の奥さんがいるのは当たり前ですか?」
と相談した。
この投稿に対して、トピ主の考えに同意する意見が相次いだ。
「高収入の男性は自分に自信がある。よって綺麗な女性を選べる立場にいる、とそういうことでしょう」
「女性サイドも高収入の男性を選びたがる訳ですから需要と供給は一致します」
ペアーズが2016年に掲載した「結婚相手選びのポイント」についての記事では、男女ともに1位が「性格・人柄」、2位が「価値観」だが、3位は男性が「容姿・外見」、女性が「収入」となっている。男女双方の利害が一致した結果といえるのではないか。
「年賀状は渾身の一枚を選んで、なんならフォトショする」
ほかには、美容にお金をかけられるため美人に見えるのでは、という意見もある。
「もともとの美人ということは多少あると思うけど、やっぱり経済的にも気持ち的にも余裕のある人たちだから、自然と笑顔も多くなるし、綺麗でいられると思います」
日々の生活でカツカツであれば、美容や被服にお金を使うことは難しい。夫に経済力があれば、美容院やエステに行ったり、化粧品を買ったりできる。美しくなる自分を見て、自己肯定感が高まり、余裕や品のある雰囲気が漂うのだろう。
一方で、実際に会ったわけではないのに、年賀状の写真だけ見て判断するのは違う、という指摘もある。「年賀状は渾身の一枚を選んで選んで、なんならフォトショをする」というのだ。確かに、年賀状に使うのであれば写真写りが良いものを選ぶのは当然だろう。画像修正アプリで加工をする人もいるかもしれない。
トピ主は夫がなぜ自分を選んだのか自信をなくしていたが、「トピさんには素敵な所があり、ご主人様も好きになって下さったのでしょう。自信を持って!」など、励ましのコメントも寄せられていた。