1981年の世界グランプリ500ccクラスチャンピオン、マルコ・ルッキネリがMotoGPレジェンドとなり、そのセレモニーがMotoGP第6戦イタリアGPが開催されるムジェロサーキットで行なわれた。
ルッキネリは1975年にグランプリデビューしたイタリア人ライダーだ。通算75戦、通算6勝、表彰台19回、ポールポジション9回を獲得した経歴を持つ。1976年より500ccクラスにフル参戦し、6年目となる1981年にスズキRG-Γでチャンピオンを獲得。1982年にはホンダに移籍し、1985年まで世界グランプリに参戦した。MotoGPレジェンドとしては26人目のライダーとなる。
「最初に、ここで多くの人たち、友人たちに会えることは信じられないことです」とルッキネリはセレモニーで次のようにコメント。
「本当に久しぶりの再会となり、あなたたちに会えて本当に幸せだ。ここに私のバイク、オリジナルのバイクがあることは最高だよ。大変うれしく、何と言っていいのか本当に分からない」
「レジェンドに選出され、偉大なライダーたちの仲間入りを果たしたことは喜びです」と、ルッキネリは殿堂入りの喜びを語った。