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ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第6戦イタリアGP 初日レポート

2017年06月03日 15:52  AUTOSPORT web

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鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア
イタリアGPの初日は鳥羽が28番手
アティラプワパは30番手スタート

2017年6月2日(金)
Rd.06 イタリアGP
ムジェロ・サーキット
コンディション:ドライ
気温:27℃ 路面:52℃

 第6戦イタリアGPが、ムジェロ・サーキットで初日の走行を迎えました。金曜日は午前と午後に各40分のフリー走行を行い、Honda Team Asiaの鳥羽海渡は2分00秒528で総合28番手。チームメートのナカリン・アティラプワパは2分01秒066で、30番手につけました。

 ドラマチックなレイアウトと、難易度の高さに定評のある同サーキットを初めて走行する両選手は、午前のFP1ではコースへ順応するための走り込みに集中。このセッションでは鳥羽が29番手、アティラプワパは30番手となりました。

 午後のFP2では、両選手ともコースに対する理解を深めてフィーリングを改善し、鳥羽が午前から約2秒、アティラプワパも約1.7秒タイムを短縮するなど、順調にコースの攻略を進めています。

 明日のFP3は、現地時間午前9時(日本時間午後4時)にスタートする予定です。

鳥羽海渡(28番手 / 2'00.528 / +3.200)
「予想していた通り、ムジェロは難易度の高いコースです。FP1からFP2に向けてタイムは改善しましたが、まだもっと詰めていく必要があります。マシンのセットアップはいい方向で進んでいるので、データをしっかり検証し、明日の予選ではトップ15を目指して全力で挑みたいと思います」

ナカリン・アティラプワパ(30番手 / 2'01.066 / +3.738)
「ここはアップダウンがあり、切り返しが連続するので、一箇所で失敗するとリカバーがとても難しくなります。朝のFP1ではコースに慣れるために単独走行を続けました。午後はマシンのバランスを少し変えてラップタイムを更新しました。明日はさらにがんばります」

岡田忠之 チーム監督
「ムジェロ・サーキットは、初めて走行するライダーには特に難易度の高いコースです。海渡とナカリンはともに初体験ですが、今日は多くのことを学び、ラップタイムも更新しているので、悪くない初日だったと思います。明日はさらにがんばって、コース攻略をもうワンステップ進め、ラップタイムを改善してくれると思います」