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インディ500勝利でシリーズ3位に浮上の琢磨。得意の市街地で王者争いをリードできるか

2017年06月02日 22:03  AUTOSPORT web

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日の丸を掲げインディ500優勝記念撮影をする佐藤琢磨
5月28日に第101回インディ500を開催したインディカー・シリーズ。休む間もなく今週末にはデトロイト市街地でのダブルヘッダー戦を迎える。インディ500を勝利した佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポート)は、一気に137ポイントを稼ぎシリーズランキング3位に浮上し、得意のストリートレースに挑む。

 全17戦で争われる2017年のインディカー。インディ500の興奮が冷めやらぬままシリーズは中盤戦へと投入する。今週末は、デトロイト市街地で3日土曜日に第7戦、4日日曜日に第8戦を行うダブルヘッダーだ。

 インディ500を制した佐藤琢磨はシリーズランキングも上位につけて中盤戦へと挑む。

 決勝では通常の倍となるダブルポイント、さらに予選順位にもポイントが与えられるインディ500。琢磨は予選4位で36ポイント、決勝1位で100ポイント、さらにラップリードも記録しボーナス1ポイントの137ポイントを1レースで加算。トータル234ポイントでランキング3位に浮上した。

 ランキングトップは優勝こそないものの上位を手堅く獲得し、インディ500では2位を獲得しポイントをリードしたエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)の245ポイント。

 昨年のチャンピオン、シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が234ポイントで琢磨と同ポイントのランキング2位。インディ500でポールを獲得したスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)も同じ234ポイントでランキング4位につけている。

 デトロイト・ベルアイルで行われる今週末のダブルヘッダーは琢磨が得意とするストリートレースだ。デトロイトでは一昨年のレース2で2位表彰台。3年前のレース2ではポールポジション獲得と得意としているだけに、この2戦で上位につけチャンピオン争いをリードしたいところだ

■インディカー・シリーズ2017ポイントスタンディング/第6戦終了時点(上位20名)

RankDriverTotal1エリオ・カストロネべス2452シモン・パジェノー2343佐藤琢磨2344スコット・ディクソン2345アレクサンダー・ロッシ1906トニー・カナーン1887ウィル・パワー1868ジョセフ・ニューガーデン1869エド・ジョーンズ18510ジェームズ・ヒンチクリフ17011マックス・チルトン17012ライアン・ハンター-レイ15213JR・ヒルデブランド14814マルコ・アンドレッティ14715グラハム・レイホール14416セバスチャン・ブルデー13617ミカエル・アレシン13418カルロス・ムニョス13319エド・カーペンター10520チャーリー・キンボール99